【ONE PIECE 考察】五老星 実は最高権威じゃない?!

考察
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”五老星”とは

漫画ONE PIECEの中に登場する,”五老星”をご存じでしょうか。
五老星は,ONE PIECEに登場する世界貴族「天竜人」のなかでもさらに最高位,つまり世界の最高権力者として知られている,5人の人物です。

今回は,この五老星について,ある仮説を考えました。

引用元:ONEPIECEカラー版

”五老星” 実は最高権威じゃない説

この五老星,「実は最高権力者ではない」説を提唱します!
具体的には

  • 最高権威ではなく,逆に天竜人の中では権威は一番下
  • 代々天竜人から,政治を命令された5人
  • 歴代の天竜人の護衛役

なのではないかと考えました。

このように考えたきっかけ

天竜人といえば,「その権力を振りかざしてやりたい放題」「自分以外を人とも思わない程自己中」というイメージがあると思います(チャルロス聖など)。しかし五老星はどうでしょう。いつも権力の間で会議をして,世界情勢を気に掛け,常に切羽詰まったような表情をしています。

なぜこんなに自由に生きている他の天竜人よりも偉いはずの五老星が,大変そうなのでしょうか

世界会議に参加するしらほしを捕まえて喜ぶチャルロス聖
引用元:ONEPIECEカラー版
くまを”無敵奴隷”と呼び,暴行を加えるロズワード聖
引用元:ONEPIECEカラー版
ヒトヒトの実 幻獣種 モデルニカの覚醒を危惧する五老星
引用元:ONEPIECEカラー版

”偉い”の2つの意味

”偉い”には2つの意味があると思います

  • 貴族のような,「偉ければ偉いほど,自由で贅沢な生活ができ,わがままがまかり通る」という”偉い”。
  • 企業の役職のような「偉ければ偉いほど,責任が伴い,忙しくなり,さまざまなことを考えなければならない」という”偉い”。

チャルロス聖などの天竜人は,前者の意味で権力を持つとされているにもかかわらず,五老星は後者の意味で”最高権力者”と言われていることに疑問を持ちました。そこで五老星はクロスギルドにおけるバギーのように,天竜人によって一番上に祭り上げられているだけで,天竜人から

  • マリージョアの国宝の存在がバレてはいけない
  • Dの一族の意味について知られてはいけない
  • 歴史の本文ポーネグリフの内容を見られてはいけない

などの,このような条件を達成するように政治をしなさいと命令された人たちではないかと考えました。

クローバー博士が王国の名をいう前に消すよう命じたシーン
引用元:ONEPIECEカラー版

根拠1 敬称"聖"の使い方

天竜人は,男性には「聖」女性には「宮」の敬称が付けられ,一般人や海兵は,「チャルロス聖」「ジャルマック聖」「シャルリア宮」と敬称を付けて呼ぶ。しかし,天竜人同士ではどうでしょう。天竜人同士では,「チャルロス」や「ミョスガルド」のように呼び捨てにして呼んでいます。
ONE PIECE FILM REDはご覧になったでしょうか。この映画の中では,チャルロス聖がウタのウタウタの実の能力で楽譜に張り付けられるシーンがある。五老星はこの様子を見て,「チャルロスが!! これ以上の犠牲は出せぬ・・!」と言っています。(アマプラで1時間2分30秒くらいのところ)

このように,五老星以外は,天竜人同士で呼び捨てで呼んでいるのに,五老星は敬称である”聖”を付けていることから,実質的な権力は五老星の方が低いのではないかと考えました。

ミョスガルド聖がチャルロス聖を呼び捨てにして殴るシーン
引用元:ONEPIECEカラー版
ロズワード聖がミョスガルド聖の名を呼ぶシーン
引用元:ONEPIECEカラー版

根拠2 ほかの天竜人ほど横暴ではない

REDの中でも,被害にあう一般人を見て「これ以上の犠牲は出せん」と言っていたり,原作中でも七武海の敗北や四皇の敗北について敏感に反応したりなど,世界情勢を気にする場面が多い。もしチャルロス聖が政治を行ったら,世界がどれだけ危険な状態になろうと,自分が無事ならなんとも思わず,世界情勢が崩れて一般人に被害が及ぼうとなにも気にしないでしょう。普通の人と比べたら横暴ではあると思うが,天竜人の最高権威にしては横暴さが物足りないと感じました。

根拠3 シャンクスが五老星に会えたこと

もちろんシャンクス自体にも,天竜人と会えるなにかしらの理由はあると思うが,五老星の実質的な立場が低いとすれば,今よりはつじつまが合います。また,シャンクスが天竜人のような横暴な人たちになにかを相談するとは思えないが,五老星には相談しています。五老星の一人が「ジェイガルシア・サターン聖」と名前が明かされたことから,天竜人の立場であることは間違いないと思います。しかし五老星には天竜人とは思えない人柄があり,その理由・背景をシャンクスが知っているため,相談・報告をしに来たのではないかと考えました。

チャルロス聖がシャボンディ諸島で,一般人のマリィを妻にしようとしていたことから,天竜人に命令されて天竜人の立場にならせられるということはあり得ると考えます。

引用元:ONEPIECEカラー版

根拠4 誰も土下座しない

五老星は権力の間にいるシーンしかほとんど描かれていないが,そこに訪れた人物が土下座をしているシーンは一度もありません。また,ジェイガルシア・サターン聖が海軍船に乗っているシーンでも,そのような描写はありません。いくら海軍元帥といえど,世界最高権力の五老星に赤犬があそこまで強気に言えるのも少し違和感があるように思います。

引用元:ONEPIECEカラー版

根拠5 奴隷・天竜人のマスクを使っていない

五老星は一度も奴隷や天竜人特有のマスクを使っている描写がありません。普通の天竜人なら,部屋の中にも奴隷を配置して,身の回りの世話などをさせたり,下々民と同じ空気を吸わないために特有のマスクをつけたりすると思うが,サターン聖が海軍船に乗ってエッグヘッドへ出向いた時も含めて一度もそのような描写はない。

根拠6 身体の傷

五老星は顔や胸などの身体に傷がついている。これは代々天竜人を護衛する際に付いた傷ではないかと考えます。またジェイガルシア・サターン聖がエッグヘッドに出向くときには,世界政府の巨大な船ではなく,海軍船に乗っていたことから,戦闘能力も十分にある,天竜人の護衛役ではないかと考えました。

引用元:ONEPIECE

根拠7 CPに指示をするのはいつも五老星

天竜人の盾となるサイファーポール ”イージス” 0~9に指示をするのはいつも五老星。このことから,五老星は,昔は天竜人の護衛や世界政府の使い手として前線で戦い,現在は,サイファーポールを含む天竜人の護衛の総帥的な立場にいるのではないかと考えました。

まとめ

以上七つの理由から,五老星は最高権力ではないのではないかと考えました。
いかがでしたでしょうか。正直五老星はいろんな闇を抱えてそうですよね。あと五老星といえばイム様との関係も気になりますね。イム様がいる蝶の間という部屋も気になりますし,そもそも存在自体気になるところです。他の天竜人は戦闘力はなさそうですが,イム様がもし五老星らが前線で戦っているときの上司とかだったら戦闘力はありそうですし,ラスボス的な立ち位置にもなりそうですね。

最後まで見ていただきありがとうございました!

引用元:ONEPIECEカラー版

アイキャッチ画像引用元:ONEPIECEカラー版

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