【ONEPIECE 1089話「立てこもり事件」】最新情報・感想・考察!謎の大地震・エッグヘッド立てこもり事件

【最新話・ネタバレ】今週のワンピース
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1089話「立てこもり事件」で明かされた最新情報・考察などをまとめました!

※ネタバレご注意

2023年8月7日発売 週刊少年ジャンプ2023年36・37合併号掲載

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【収録されている巻】
ONE PIECE【108巻】〝死んだ方がいい世界〟
ONE PIECE 【巻百八】 

引用元:ONE PIECE公式X
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【扉絵】ナミと牛のやり取りかと思いきや

1089話の扉絵リクエストでは,「夜にナミへ牛がホットミルクを渡しているところ」というリクエストのもと描かれました!

「ナミと牛のほのぼのするやり取りだな~」という印象なのですが,何やら手紙のやり取りをしている模様です。その内容を見てみましょう!

【手紙の内容】
牛の手紙:「ナミさん今日は星がきれいですキミのように♡よかったら星を一緒に見ない?サンジ」
ナミの手紙:「ありがと さっき見た ナミ」

ナミと牛のやり取りかと思ったら,ナミとサンジのやり取りでした!涼しい顔でサンジの誘いを断ってるナミさん,結構ツボです可愛いです

後ろの窓からこちらを覗いてるのはまさかサンジですかね。サンジとは思えないくらい表情がすごいことになっていますね。

フーシャ村へ届く新聞が伝えるもの

前回の1088話では,ガープがハチノスにただ一人残ってコビーたちを逃がし,クザンによって氷漬けにされ,この翌日の新聞で「海賊島にて”消息不明”のガープ」「麦わらのルフィのエッグエッド立てこもり事件」について世界に報じられたことが明かされて終わりました。

今回の1089話では,この新聞をフーシャ村の村長・マキノたちが見ているシーンから始まりました。

ガープが消息不明になったと知り,村長は「心配などいらん」と言い放つも気が気ではない様子です。それは,ルフィの写真を見て喜び,笑う赤ちゃんの笑い声にも怒鳴ってしまうほど。

そして、ガープの古くからの知人で,幼少期のルフィを育てたダダンたちもこの新聞見て心配そうにしていました。

ダダンは,ガープに半ば強制的にルフィを押し付けられ,当時は疎ましく思っていましたが,温情深い人柄なので,ルフィやガープの事を心配しています。頂上戦争でエース死んだときも,いつもは「ガープさん」と呼んでいるガープへ殴りかかって怒りを露わにし,だれよりもルフィを応援していることが伝わってきました。

表面上ではそっけない態度を取るダダンが,実は一番ルフィやガープを心配・応援しているというのはとても嬉しいですね。しかしガープには本当に無事でいてほしいです。さらにフーシャ村はガープに名で海賊から守られているので,その点についてもフーシャ村の人たちは心配だと思います。

【余談】
マキノの抱える赤ちゃんは,誰の子供なのでしょうか。おそらく母親はマキノだと思いますが,父親は誰でしょう。この赤ちゃんが初登場したのは,扉絵”世界の甲板から”Vol.2で,この扉絵が掲載されたのは,614話”やっちまったモンはしょうがねェ”でした。

このタイトルから読者の間では様々な予想がされていますが,赤髪海賊団が結婚式をしていたことから,”シャンクスが父親ではないか”という意見や,”女好きという一面のあるベックマンではないか”などの意見が有力です。

マキノの赤ちゃんが本編でしっかり描かれたのはこれが初で,最近ルフィの顔を覚え慕っていることが明らかになりました!もしシャンクスなどの子供だとしたら,物語の終盤に,ルフィがシャンクスから帽子を預かったように,ルフィがこの子に帽子を預けるシーンなどがあれば激アツですね!楽しみに待ちたいと思います!

世界中を襲う”謎の地震” その正体とは

そして,ガープの消息不明を悲しむのも束の間,文字通り”世界中”を襲う謎の大地震が発生するのでした。マキノたちのいるフーシャ村のある東の海イーストブルー西の海ウエストブルー南の海サウスブルー北の海ノースブルーはもちろん,偉大なる航路グランドライン前半の海,凪の海カームベルト,ワノ国のある新世界も含めた世界中が襲われる大地震です。

今回の1089話では,麦わら大船団のサイ率いる”八宝水軍”のある花ノ国(西の海ウエストブルー)や,偉大なる航路グランドラインの双子岬,ウォーターセブン,新世界のワノ国,凪の海カームベルトの海中にあるインペルダウン,赤い壁の大陸レッドラインのマリージョアが地震に見舞われている様子が描かれました。

この地震は震源地は特定されておらず地学的にも異例の事態であるようです。関連性は不明とされていますが,この地震が起こったのは,ルルシア王国が”マザーフレイム”によって地図上から消された6日後とのことでした。

何かしら関連はありそうですが,もしかしたら本当になんの関連性もなく,また別の大きな出来事があるということも全然考えられますね。

地震が引き起こしたもの

世界中を襲った大地震の原因かと思われるマザーフレイムによって,地図上から消されたルルシア王国跡地国の陸地は跡形もなくなっており巨大な穴に”海の滝”を形成し,ふさがる気配はないとのことです。そしてこの地震により,世界中の海面が約1m上昇したとのことです。

この海面の上昇により,現在革命軍の本拠地となっている,イワンコフが国王を務めるカマバッカ王国では砂浜が無くなりある島は海中に沈み,いくつかの島が消えたといいます。マキノたちのいるフーシャ村でも,満潮の時かのような海面の高さとなっており,村長ウープ・スラップは,意味深な反応を見せました。

ウープ・スラップは過去にも,意味深な発言をしています。それは,ルフィがアーロンを撃破し賞金首となったときのことです。マキノの「海賊になることはルフィの夢だもの」という発言に対し「”夢”か”運命さだめ”か・・・」と,かなり意味深な発言をしていました。かなり高齢であるため,実は世界の謎を知っているのかもしれませんね。

【重要】この地震がマザーフレイムによるものだとして,この地震は地学的にも異例であるとのことだったので,長い間(数百年間)マザーフレイムは使用されていなかったのかもしれません。マザーフレイムを作る”融合炉パワープラント”はエッグヘッドにあり,ベガパンクがそれを作れるということが今回マーズ聖の発言により明かされました。

エッグヘッドのような高い文明を持つ王国が900年前に存在していたということが1065話にてベガパンクシャカの口から明かされました。この王国が”融合炉パワープラント”などを作る技術を持っており,ベガパンクがそれらの再現に成功したということでしょうかね。そのため,イム様は久しぶりにマザーフレイムを使いたいな~って思ったみたいな感じだと思いますね。

【重要】エニエス・ロビーの大穴との関係は?

引用元:ONEPIECE1089話

海にできている大きな穴と滝といえば,やはりエニエス・ロビーが連想されますね。フランキーがエニエス・ロビーに連行されたときには,「こりゃあ・・滝!!?」「海に穴開いてんじゃねェか!!!」というセリフがありました。

政府の島エニエス・ロビーは,800年の不落の神話があり,建設された約800年前から,麦わらの一味によって陥落されるまで一度も負けたことがありませんでした。つまり,このエニエス・ロビーは約800年前に建設されたということです。

エニエス・ロビーにある穴も,今回のルルシア王国のように800年前に作られたとしたら,マザーフレイムは少なくとも800年以上前から存在するということになります。

【考察】800年前というのは,”空白の100年”が明けた年であり,この空白の100年は,かつて存在した高度文明の”ある王国”と”20の王国”の戦いの歴史です。この戦いで勝利した20の王国が,今の世界政府を発足しました。このころからマザーフレイムがあったとすると,これを作る融合炉パワープラント”などを作る技術などは,高度文明の”ある王国”側が持っていたと考えられます。

そして1085話のイム様の発言で,Dの一族とは,かつて我々(20の王国)と対立した者たちの名であることが明かされました。つまり,Dの一族とは,ある王国の国民であったと考えられます。ルフィが催眠にかかりやすかったり,ティーチの弱点が過信・軽率であったりすることから,その先祖たちの”ある王国”側の人々は20の王国に騙され融合炉パワープラント”などを奪われてしまいマザーフレイムによる攻撃を受けて敗北したと考えられますね。

それによってできた大穴の上に,現在のエニエス・ロビーを作ったということなんでしょうかね。

また,今回マザーフレイムを使用しようとしたイム様は,「近いから」という理由でルルシア王国を砲撃し,それによる地震が起こっているときも冷静だったため,800年前に砲撃したのも,イム様だったのかもしれません。

20隻の”巨大軍艦”と100隻の船団を率いる新登場の中将たち

引用元:ONEPIECE1089話

現在エッグヘッドは,バスターコールの10倍の軍艦・戦力によって囲まれています。この戦力を率いるのは,9人の海軍本部中将と,大将黄猿です。この9人中将たちは,すでに1067話で登場はしていますが,名前が判明しているのはドールとドーベルマンのみです(15年前にタイヨウの海賊団に襲われた,カダル中将によく似ている中将もいます)。

新登場の中将たちがこんなにきれいにラインナップされたのは初めてで,どれも魅力的なキャラクターで,名前や戦闘力が気になるところですね。頂上戦争では見かけなかったことから,コビーのようにとてつもない速度で昇進,または世界徴兵で海軍に入隊した中将もいるのかもしれませんね。

海兵でありながらベガパンクにも恩のある戦桃丸は,大将黄猿を”オジキ”と呼ぶほど慕っています。シャボンディ諸島で初登場したときも,一緒の登場していましたね。ですが今回二人は,対立した立場にあります。黄猿は戦桃丸に「君は降伏してこっちに来てくれないか」と交渉しますが,「次やったらおれ達も仕掛けるぜ」と突っぱねる戦桃丸。

海軍も,壊せば壊すほど損をするため,この戦いはお互いにとって有益ではないようですね。

【余談】ちなみに,この戦力を率いるのは黄猿と9人の中将の合計10人です。つまり麦わらの一味の人数と同じなので,もしエッグヘッドで戦うとなれば,どのようなマッチアップになるのか気になりますね。戦うとしたらルフィvs.黄猿は確定でしょうね。

また,この”巨大軍艦”という表現はおそらく初めてですね。海軍船の中でも特に大きい軍艦なのでしょうか。

同行しているジェイガルシア・サターン聖

引用元:ONEPIECE1089話

そしてこの作戦には,五老星の”科学防衛武神”ジェイガルシア・サターン聖も同行しています。そして,サターン聖が同行していることは悟られてはいけないらしいです。

セラフィムへの命令の権威が最も高いのが五老星なので,科学防衛武神のサターン聖が同行しているのだと考えられます。しかし,同行していることがバレてはいけないのには,何か他の理由もありそうですね。気になります。

サターン聖は,現在のエッグヘッド内の分かっている状況を確認し,元々いたエッグヘッド研究員従業員が,昨日のうちに島から全員脱出したことを知ると,何か知っている可能性を指摘し,沈めるよう指示を出しました。やはり天竜人の血が流れているということがわかるシーンでしたし,赤犬のような過激な思想を少し持ち合わせていることがわかりました。

そして中将ドーベルマンより”大食らい”ジュエリー・ボニーが島内で発見されたことについて報告を受けるも「用はない 放っておけ」と一蹴五老星はこれまでこのような油断を繰り返して様々な失敗を繰り返してきました。(ゴムゴムの実食べてるルフィ放置してたり,ティーチを七武海に入れちゃったり,ニコ・ロビンを捕まえられなかったり)

ボニーが何か大活躍してくれるかもしれませんね!非常に楽しみです!しかし五郎星もうちょっとリスクマネジメント上手になりましょうよ。

”欲”の交渉に応じる五老星

ベガパンクヨークは,ベガパンクの空白の100年を政府にばらした張本人で,エッグヘッドに訪れたサイファーポールを全員捕らえていました。そして,政府がヨーク含む7体のベガパンク全員を抹殺しようとしていたことに不服なヨーク

「お前もベガパンクに変わりはない」という五老星の意見に,「空白の100年に興味があったらバラすわけない」と反論。そして五老星は,ヨークと研究所を傷つけないこと,ヨークを天竜人にすることなどの要求を飲み,交渉が成立しました。しかし・・・

マザーフレイムの素材判明!900年前の技術?

ヨークの発言から,マザーフレイムを作る”融合炉パワープラント”というものが存在し,そしてそれがエッグヘッド島内にあることが判明しました。五老星の発言より,これはイム様が所望しているようですね。

イム様の存在は本来外に漏れてはいけないにも関わらず,「所望されてる」ってポロっと言っちゃう五郎星面白すぎですね。

ベガパンクはエッグヘッドで,900年前に存在した,高い文明を持った”ある王国”の技術などを再現するための研究をしていると考えられ,融合炉パワープラント”もこの1つだと思います。つまりイム様は900~800年ぶりのマザーフレイムだったのでしょう。

詳細はまだ明かされていないので,今後の展開を楽しみに待ちたいですね!

”ベガパンク”を人質に~エッグヘッド立てこもり事件~

引用元:ONEPIECE1089話

1089話以前で,最後にエッグヘッドが描かれたのは,1078話”脱出リミット”でした。

【1078話の内容】ボニーはくまの記憶に触れて悲しみ,ルフィたちはルッチやカクと手を組んでセラフィムと交戦,そしてベガパンク本体ステラを捕らえ,シャカを銃撃し,ベガパンクが空白の100年の研究をしていることを3か月前に政府に伝えた犯人がヨークだと判明したところで終わっていました。

それから数か月ぶりのエッグヘッドでしたが,ボニーは元気にピザを頬張り,犯人のヨークは捕らえられ,本体ステラも解放されています!事態はほとんど収束した模様ですね。ルフィたちは,捕らえたヨークを人質に取って逃げるようです。文字通り”ベガパンク”を人質にとった「立てこもり事件」ですね!

作中時間で「この日」はエッグヘッド事件の”結末”を迎える日で,世界に思いもよらぬ「衝撃ショック」を与えるとされています。誰かが死ぬなどのようなことじゃなければ良いのですが,少し心配です。

ONEPIECEの中の「衝撃」の読み方は「インパクト」と「ショック」の2つがあります。「インパクト」は衝撃貝や,ガープの技名など,「ショック」はくまやボニーの技名などです。この2つを比較するとショックの方がややマイナスなイメージがあるので,ちょっと怖い展開になりそう・・・

【ちょっと余談】銃撃されたシャカはこの集合絵には描かれていないので,同様に描かれていないサテライトたちが修理しているんですかね。

あとロビンがいないのはとても気になりますね。捕まったりなどしていなければよいのですが,ロビンの事なので情報を集めたり試料などを探したりしているんですかね。サウロに関する情報を集めているという可能性も考えられますね!

【おまけ】サブタイトルが””ではなく「」

ONEPIECEの話ごとに付けられるサブタイトルは,基本は〝〟(ダブルクォーテーション)で囲まれます。〝取りに行こうぜ!!〟や〝ルフィの夢〟などのように。

しかし今回1089話のタイトルは,「立てこもり事件」。

ただのミスの可能性もありますが,もしかしたら何か意味があるかもしれません。

「」でつけられたサブタイトルをまとめると何か発見があるかもしれないので,それについてまとめてみたいと思います!

1089話まとめは以上です!ご覧いただきありがとうございました!

これからも「ONEPIECE なんでも一覧」をよろしくお願いします

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