【ONEPIECE 1090話〝黄猿〟】最新情報・感想・考察!戦桃丸vs.黄猿 次に目指すはあの島

【最新話・ネタバレ】今週のワンピース
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1090話で明かされた最新情報・考察などをまとめました!前回の1089話は合併号での掲載だったので,2週間ぶりのONEPIECEですね!

※ネタバレにはご注意ください

2023年8月21日発売 週刊少年ジャンプ2023年38号掲載

【前の話】1089話 【次の話】1091話

【収録されている巻】
ONE PIECE【108巻】〝死んだ方がいい世界〟
ONE PIECE 【巻百八】 

引用元:ONE PIECE公式X
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【扉絵】狙っているものは・・・

今回の扉絵リクエストでは,「黒猫とクロが静かに読書しているところ」ということで,久しぶりにクロが描かれました!

クロと黒猫たちが仲良く読書しているほほえましい絵のように見えますが,クロの読んでいる本の題名「heritage(遺産)」ということで,懲りずにまだ遺産を狙っているようですね。

クロといえば,3年かけてカヤ(ウソップの故郷に住むお嬢様)の信頼を得て,事故に見せかけて暗殺することでその遺産を丸ごと手にしようとしていました。居合わせたルフィたち+ウソップによってそれは阻まれましたが,クロは”遺産の獲得”にこれほどの執念がある人物ということがわかりますね。

この扉絵に印象的に描かれている”三日月”ですが,これはクロネコ海賊団と麦わらの一味の戦いが始まった第28話”三日月”を意味していると思います。そしてこの話では,明らかに”三日月”が過剰に描かれており,クロの「今夜は三日月ですね・・・」というセリフでも三日月が強調されています。

ONEPIECEの中で”月”にはどのような意味が込められているのか,今後の展開を楽しみに待ちたいところですね!

ルフィ 堂々”海賊王”宣言

ベガパンクのサテライトヨーク」を捕らえ,五老星に,いつものように堂々と海賊王宣言するルフィ。さらにルフィは,会話が海軍やモルガンズに筒抜けの中,ベガパンクを人質に取ったと宣言します!

これはモルガンズが世間を躍らせるために,でたらめに書いた記事の見出しと全く同じ状況です。

106巻1074話のセリフ
モルガンズ:ならば見出しはこうだ!!「四皇」麦わらのルフィ!ベガパンクを人質にエッグヘッドにて立てこもり海軍と全面戦争!!!
ビビ:ルフィさんがそんなことするわけないでしょう⁉

このように,ルフィたちがベガパンクを人質に取って立てこもるというのは,元々モルガンズがでたらめで記事にしようとした状況でした。しかし今回ヨークを人質に取ったことにより,この記事の内容が本当になってしまいました。

これには記事を書いたモルガンズ本人も驚き,当然ビビも驚いています。またルフィの悪名ばかりが世間に広まってしまいそうです。

集合絵にはいなかった・・・

1089話の最後の集合絵に描かれていなかったキャラたちは

  • ニコ・ロビン
  • カク
  • ステューシー
  • シャカ
  • リリス
  • エジソン
  • ピタゴラス
  • アトラス

ですね。中でも特にロビンの行方が心配だったのですが,2ページ目で登場し,ルフィが五老星に危うく情報を話しそうになったところを止めました。

ここで大事なのが,このエッグヘッドには黒ひげ海賊団が近づいているということです。1089話の集合絵で描かれなかった人物がしれっと描かれたときには,カタリーナ・デボンが化けている可能性があると思います。

今回のロビンも,「ルフィダメよ!」と声を発したことで五老星に存在を匂わせてしまいました。もしこれがすでにデボンだとしたら,麦わらの一味をつぶすために海軍・世界政府の戦力をより割かせようとして,わざと声を発したということも考えられますね。(妄想強め)

正(シャカ)と知(ピタゴラス)が死亡確定?

ヨークの銃撃を受けたシャカ,S-スネークの爆撃を受けたピタゴラスの2人の安否はずっと気になるところでしたが,ルッチの発言によって,死亡したことが明らかになりました。

1089話の集合絵ではこの2人も描かれておらず,他のサテライトたちが修理しているのかな?と思っていたのですが,その期待は裏切られました

サテライトはベガパンクの複製人間クローンなので,また作ったりできるんでしょうかね。しかし2人には生きててほしいので,ルッチの情報が間違えていることに期待したいと思います。

垣間見えた サターン聖の本性

黄猿らと共にエッグヘッドに乗り込んでいるジェイガルシア・サターン聖でしたが,今回の1090話で,サターン聖の”過激な思想”が垣間見えました。サターン聖は,エッグヘッド内にある守る物として,

  • ヨークの身柄
  • パンクレコード
  • 融合炉パワープラント

の3つを挙げ,最悪これ以外を失ってよいと指示しました。これに対し中将ドーベルマンは,ルッチらサイファーポールが島内にいることを言及しますが,「人間の命など”虫”だと思え 減ってもすぐに繁殖する」と,かなり過激な発言をします。

五老星は,幼稚でわがままなイム様に振り回されるおじさんたちというイメージもあったのですが,五老星本人もしっかりやばい奴でしたね。いずれルフィたちと対峙することになるのでしょう。

【余談】ルッチは15歳のころ,ある王国の兵士500人が海賊に人質に取られてしまった事件に派遣され,この500人の兵士全員を皆殺しにし,海賊のトップを撃破することで事件を治めたことがありました。

しかし今回はルッチが逆に人質のような立場となり,政府に見捨てられそうになっているという皮肉になっていますね。

ロビンに優しい麦わらの一味!

「あたいに手を出せばこの島ごと消えるよ!!”オハラ”みたいに!!」と,ロビンの前で煽るように発言するヨーク。これに対し怒るナミが,真っ先に魔法の天候棒ソーサリー・クリマ・タクトで攻撃します!(物理攻撃)

「五老星に言いつけてやる!!!」という脅しにもひるむことなくヨークに威嚇し続けるナミを見て,ロビンは自分を思って守ってくれる仲間と出会えたことを改めて実感するような表情を見せます。とてもエモいですね。

ナミが攻撃・威嚇し,ゾロが止めに入るというなかなか珍しいシーンでした!そのそばではチョッパーがロビンの怪我を「大丈夫か?」心配し,「ええあなたのお陰でねチョッパー」という声をかけられ,喜んでいますね。

仲間想い・ロビン想いの麦わらの一味を見れる良いシーンでしたね!

救われたサイファーポールたち

ヨークによってとらえられていたサイファーポールたちは,麦わらの一味によって救出されたようです。このサイファーポールたちは3か月前から断食生活を強いられており,相当お腹がすいていた事でしょう。みんな麦わらの一味に感謝しているようです!またルフィの味方が増えました。

作中で3か月前というと,ルフィたちがシャボンディ諸島に再集結し始めている頃です。単行本でいうと61巻ですので,連載されていたのは10年以上前ですが,作中では約3か月しか経っておらず,サイファーポールたちはこのころから捕らえられていたということになります。

ルフィたちの3か月濃すぎですね笑

このサイファーポールたちが麦わらの一味に加勢するような展開が待っていると思うので,とても楽しみですね!

捕まったセラフィムたち

ヨークの指示でエッグヘッド島内を暴れていたセラフィム達でしたが,ベガパンクの開発した兵器によって閉じ込められていました。この兵器は,パシフィスタマークⅢの”バブルシールド”と同じ素材で,海のエネルギーが配合されており,能力者であるセラフィムたちを閉じ込めておくのには最適とのこと。

セラフィムとはいえ見た目は子供なので,ちょっとかわいいですね(特にS-スネーク)。

サイファーポールたちは,セラフィムが暴れださないか心配しているようですが,S-スネークによると,このサイファーポールたちの抹殺司令は受けていないとのことです。それにしてもS-スネーク可愛いですね。

S-スネークもルフィには弱い!

引用元:ONEPIECE1090話

九蛇海賊団船長,アマゾン・リリー皇帝のボア・ハンコックは,ルフィに嫁ぎたいと思うほどぞっこんですが,その血統因子を継ぐS-スネークも,ルフィには弱いようです!

S-スネークはハンコックと同じメロメロの実の能力をグリーンブラッドによって得ていますが,メロメロの実によって石化されると,その人物にしか石化は解けません。つまりS-スネークが石化した人物は,ハンコックでもその石化を解くことはできないというわけです。

そのため,S-スネークに石化されてしまったウソップたちの石化を解いた貰う為,ルフィはS-スネークに懇願します。そしてS-スネークはそのルフィの視線に耐え切れない様子ですね!かわいすぎます。

【重要】しかし,セラフィムが素体の人物と同じような反応を見せるというのは,ベガパンクも把握していないことだったようで,「クローン製造における血統因子で伝達する情報」としてメモしていました。もしかしたらベガパンクがまだ把握しきれていないクローンの反応というのがまだ残されているかもしれませんね。

フロンティアドームを解く”暗証コード”

エッグヘッドの研究層ラボフェーズを守る迎撃システム”フロンティアドーム”ですが,ヨークはこれを展開し,全員を閉じ込めていました

これが解けないと外に出ることはできず,海軍に覆われているエッグヘッドを脱出することはできません。しかしこのフロンティアドームを解くための暗証コードはヨークのみが知っているとのこと。

フロンティアドームを解くため,コードを教えないヨークに対し,「解くぞ!!ベガパンクをナメるな!!!」と,本体ステラエジソンアトラスがコードを解き始めます

何やってるんでしょう あなたたち全員ベガパンクですよ

次の行き先は遂に”エルバフ”!

エッグヘッドからの脱出を試みるベガパンク&麦わらの一味一行ですが,記録ログがまだ溜まっていないため,ワノ国で溜まった記録ログを辿って次の島を目指す様です。

そしてワノ国から出る3つの島のうち,エッグヘッドから向かえるのは,なんと念願のエルバフです!

エルバフはルフィたちがずっと行きたがっていた島ですし,読者の期待もかなり大きい島です。

リトルガーデンでドリー&ブロギーに会ってから,「必ず行こう!!いつか巨人達の故郷へ!!」とルフィとウソップは誓い合ってついにエルバフへ行けるということでとても嬉しそうです!

そしてエルバフには,直近で生きていると判明したサウロがいるため,ロビンとサウロの再会も待っています!どのような再会になるのか本当に楽しみですねェ!そしてサウロが回収したオハラの文献もエルバフに保管されているため,ここでONEPIECE内の歴史が大きく明かされるかもしれませんね。

さらに最近のエルバフといえば,シャンクスたちによって壊滅させられたキッド海賊団ですね。シャンクスとルフィの再会も気になりますが,キッド海賊団の扱いがどうなるのかも気になるところです。

海軍の手が薄いエッグヘッドの裏側へサニー号を運ぶため,サニー号の元へ向かうルフィ,リリス,ボニーですが,リリスはエッグヘッドを出るのが初めてらしく「初めてなんじゃ♡」とウキウキの様子ですね。

そしてボニーの機嫌が直っていた事にルフィが言及しました。

ボニーは父くまがベガパンクによって人造人間にされたことに怒り,ベガパンクを殺そうとしていましたが,”ルームNIKYU”にて父くまの記憶に触れ,ベガパンクのことを許した模様です。どんな過去があったのか,いつ明らかにされるのか楽しみですね。

黄猿vs.戦桃丸

引用元:ONEPIECE1090話

研究層を守るフロンティアドームは”レーザー”の迎撃システムのため,”光”である黄猿は出入りが可能ということが,黄猿とサターン聖との会話で判明しました。

しかしフロンティアドームの下では,黄猿の友人である戦桃丸がベガパンクを守っています。その戦桃丸を飛び越えて任務だけ果たせばよいとするサターン聖ですが,黄猿は戦桃丸の覚悟に対し筋を通そうとします。黄猿がこのように”筋を通す”という考えを持っているというのは少し意外ではありました。

島内のルッチによって,融合炉パワープラントの場所など必要な情報は全て送られてきていました

そしてフロンティアドームをすり抜けて研究層ラボフェーズ内に入り込み,攻撃を仕掛ける黄猿。相対するは黄猿を「オジキ」と呼んで慕う戦桃丸で,互いの”正義”がぶつかり合うマッチアップとなりました。

ルフィは「誰か来た!!!強ェのが!!!」と,ゾクっとした表情を浮かべています。四皇となったルフィをここまでビビらせるとは,さすが”海軍大将”といったところですね。

ニカを覚醒させて四皇にも名を連ねたルフィなので,ここで黄猿に負けるというのは個人的には考えにくかったのですが,黄猿の実力を改めて感じたシーンでした。最近のルフィはギア5の副作用によって疲れやすくなっているため,このまま黄猿に負けて連行されるというのも,もしかしたらあり得るのではないでしょうか。

1090話まとめは以上です!ご覧いただきありがとうございました!

「ONEPIECE なんでも一覧」をこれからもよろしくお願いします

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