※ネタバレ注意
2024年12月2日(月)発売
週刊少年ジャンプ2025年1号掲載
【前の話】1131話 【次の話】1133話
【前話振り返り】1131話〝冥界のロキ〟
前話1131話では主にルフィとロキのやり取りが描かれました
1132話では、今後2人の関係はどう展開されていくのか、エルバフでロビンとサウロは再会できるのかに注目が集まります
主なあらすじ、見どころはこちら!
- ルフィとロキの衝突
- 世界政府特別懸賞金 26億ベリー
- ウォーランド王国エルバフの〝冥界〟
- シャンクスが会いに来たのはロキ?
- 逃げる麦わらの一味
- ハイルディン&スタンセン登場!
- ロビン 2年前の姿へ
- サウロの身に何が
【ネタバレ・あらすじ解説】最新話1132話〝エルバフの冒険〟
最新話1132話〝エルバフの冒険〟では、遂にエルバフへの上陸を果たした麦わらの一味、待ち望まれた「エルバフ編」本格的な始まりが描かれました!
主な出来事・あらすじはこちら!
- 【扉絵連載】ヤマトが訪れたのは再建中の兎丼城
- ルフィとドリブロを待つ少年「コロン」
- エルバフ2層目〝陽界〟へ架かる虹
- ハイルディンと麦わらの一味の再会
- 新巨兵海賊団と麦わらの一味の邂逅
- エルバフの町の圧巻すぎる景色
- 「長居」を忠告する探検家「ルイ・アーノート」
最新話1132話のあらすじを、以下で詳しく解説しています!
【扉絵連載】再建中の兎丼城
扉絵「鬼の子ヤマトの金稲荷代参」のVol.19
タイトルは「採掘場に再建中の兎丼城」
この扉絵連載は,霜月康イエが生前に使っていた刀を,ヤマトが閻魔堂に奉納しにいく物語
前回、昼寝中に何者かに刀を盗まれたヤマトは、お玉、狛ちよ、スピードと共にその行方を追いかけました
そして今回、たどり着いたのは採掘場に再建中の兎丼城でした
前回までは、
- 刀を盗んだ人物は何者なのか
- 九里で起こっている誘拐事件と関係はあるのか
- お玉に修業をつけていたしのぶはどこに行ったのか(本物なのか)
などに注目が集まっていましたが、今回あえて再建中の兎丼城を描いたのはなぜでしょう
この城の中に何か秘密があるのでしょうか、それともこの城が再建されている理由となにかしら関わりがあるのでしょうか
【ヤマト】
<プロフィール>
■名前:ヤマト
■自称:光月おでん
■悪魔の実:イヌイヌの実 幻獣種 モデル”大口魔神”
■年齢:28歳
■誕生日:11月3日(SBS投稿者と誕生日が同じ)
■身長:263cm
■星座:さそり座
■血液型:F型
■出身地:不明
■好物:おでん,サーモン(生,まるかじり)
■嫌いな食べ物:トウガラシやわざびなどの辛いもの(刺激物)
■使用武器:金棒「建」
四皇カイドウの息子。幼少期からカイドウに虐げられて育ち,ルフィたちが鬼ヶ島へ乗り込んだワノ国の戦いでは,その”縁”を絶つために奮闘した。光月おでんの公開処刑を見て以降,彼へ強い尊敬心を抱くようになる。それにより,実際は女性だが男を名乗るようになり,「光月おでん」を自称。一人称は「ぼく」。ワノ国の戦いではおでんの息子モモの助を,体を張って守った。終戦後,おでんと同じように海賊になるべく,麦わらの一味の仲間になるが,ワノ国の漫遊から始めるために国に残った。
ルフィを待ちわびる少年「コロン」
エルバフの広大な海原から堂々と姿を現したのは「グレート・エイリーク号」
ロビンたちを連れた巨兵海賊団がついに帰還!
「グレート・エイリーク号だ!巨兵海賊団が帰ってきた!」
こう叫ぶのは、エルバフの小さな巨人族の子ども「コロン」
お頭達の帰還に胸を躍らせ、酒場の女性店主も、「よかった 遅かったねェ」と安堵の様子
コロンはさらに声を張り上げる
「おーい船長達ィ~!! 酒場で飲んでく~!?」
しかしブロギーは手で大きくバツ印を作ります
「大変だ!! 直接上に行くみたい!!」
その呼びかけに応えるように、ブロギーが船上から大きな手で「バツ」を作って見せる
コロンは落胆しながらも驚いたように叫ぶ
「え~!大変だ!! 直接上に行くみたい!!」
エルバフの構造は段階状になっており、町があるのは〝陽界〟と呼ばれる2段目
ブロギーたちはどうやら港からすぐに町へ向かうつもりのようだ
「そうかい それなら賢明だね
あの人たちが飲み始めたら、3日は居座るからね」と笑う女性店主は、コロンに包みを渡す
「あんたも陽界に行くんならコレ リプリーの大好物♡
父ちゃんの好物も少しね!」
「ありがとう!」と礼を言うコロン
包みを受け取ると、さらに興奮気味に話し始める
「ドリブロ船長が連れてくる海賊!知ってる!?
この前四皇になったばっかなんだ
赤髪のお頭も行ってた!」
コロンの頭には、シャンクスが残した言葉が鮮明によみがえる
「この名を忘れるな〝麦わらのルフィ〟!!!」
コロンはそう語ると勢いよく走り出した
「それじゃあ行ってくるね!」と背中越しに声をかけ、エルバフの町〝陽界〟へと向かう
〝陽界〟にかかる虹 太陽石の秘密
海上ではハイルディンとスタンセンが陽界へかかる道を見つめていた
空には美しい虹がかかっており、その壮大なアーチが彼らの進むべき道を示しているかのよう
ハイルディンとスタンセンは力強く叫び、感嘆の声を漏らします
「グレート・エイリーク号だ!!
間のいいこった!! 今虹が架かったようだ!!
便乗しよう!!」
彼らは、大きな獲物――
麦わらの一味への贈り物となるヘラジカを担ぎながら、足元の海から現れた虹に乗り込もうとする
一方、グレート・エイリーク号では乗組員たちが虹に驚きと興奮を隠せずにいた
「虹~!!! くっきり見える!!」と感嘆の声をあげ、目を輝かせるボニー
ロビンは「反対側では雨が降ってるのかしら……」と、虹の生成に思いを巡らせる
「こんなに虹を近くに感じたの初めてです!!」とブルックは笑い声を上げ、周囲の景色を楽しんでいた
「これは不思議じゃな。何度見ても心が躍るわい!」
リリスは科学者らしさを忘れ、純粋な感動に浸っている
「おいおい、虹を描いたのはおれたちの〝太陽石(ペインター)〟だ!」
ブロギーが誇らしげに語る。
「描く?お前さんがあの虹を出したとでも?」
ジンベエが眉をひそめる
「そりゃそうだろ」
その発言に一同が唖然とする中、巨兵海賊団の船員が「麓が近いぞ!」と声を張り上げる
ドリー&ブロギーが一行に指示を出す
「おっとお前らおれ達にしがみつけ!!
船が垂直になるぞ」
驚きの声を上げる一行
「垂直!? なぜ…⁉」
「エルバフの村はあの樹の上にある!!
だから直接虹を渡っていくんだ」
船が傾き、虹に沿って進む中、一行の叫びと笑い声が響き渡る
「本当に渡れてる~~!!!」
「ガバババ 今日は追い風 航海日和だな!!」
ブロギーが声を張り上げ、船は虹の上を滑るように進んでいく
七色の海のように輝く虹に、ボニーは子供らしさ全開で感動
そんな中、後方からハイルディンとスタンセンの声が聞こえてきた
「おーい ドリブロのお頭たち!! 〝麦わら〟いるかー!?」
「誰の船かと思えばハイルディン スタンセン」
ブロギーが声の主を認識すると笑顔を見せる
船同士が近づくと、フランキーが懐かしそうに叫ぶ
「ハイルディン!久しぶりだな!」
「鉄人~!」とハイルディンも力強く応える
「そうか〝麦わら〟達は遅れて来るか!!
あいつのために〝ヘラジカ〟を狩って来た!!」
その言葉に目を輝かせるブロギー
「ウオ~~!! ヘラジカは美味ェぞ!! 腹へってきた」
ハイルディン
「おいおいあんたらにゃ残ったらな!! 麦わらの一味に食わすんだ!!」
ドリー
「ゲギャギャそうしよう!!」
こうして「虹の道」を渡る一行は、陽界に向けてさらに勢いを増していく
ゲルズたちと合流!ロード撃退
エルバフの冥界と陽界を繋ぐ巨大な吊り橋
その上空に「ひゅーん」という風を切る音が響き渡り、冥界から飛び出してきたのはルフィ
ルフィは叫ぶ
「サニー号!! おいそれおれ達の船だぞ!!!」
ルフィが目を丸くして飛び込んだその場には、2人の巨人族ゴールドバーグとゲルズがいた
片手でサニー号を担ぎ、悠然と歩くゴールドバーグ
ゲルズはルフィを一目見ると歓声を上げた
「あ!! ルフィ君ね!?(カワイイ~♡)私〝人間ちゃん〟大好きなの!!
あ!! でもアイツとは違う!!
〝変人〟ロードとは違うのよ!? 私は閉じ込めたりしないし!!
お友達になりたいだけで!!」
脱線しそうになる話を戻すゴールドバーグ
「ゲルズ、違う今はそういう話じゃないでしゅ」
「お前今〝冥界〟から飛んで来たでしゅけど落ちちゃったんでしゅか?」
ゴールドバーグの問いかけに、ルフィは大きく動揺を示し、ロキとの会話を思い出す
「おれと会った事も〝約束〟も他言無用だぜ…?ルフィ…!!!」
一方、陽界への入り口では騒動が繰り広げられていた
麦わらの一味を追いかけていたロードが、ついにナミとチョッパーを見つけ出す
「見つけたでござるぞ~!! 最高の!! 〝生人形(リヴドール)〟達~!! 帰って来い~」
ロードは歓喜の声を上げた
ナミとチョッパーが悲鳴を上げる中、ロードが勢い余って罠に引っかかった
巨木が彼の手に落ち、身動きが取れなくなってしまう
「ウソでしょ 動物でもかかりそうにない罠に!!」
とナミがあきれ顔で言う
一方でゾロとサンジは悠々とその場を見ていた
巨人族へ攻撃したことにビビるウソップだが、
「だから手は出してねえからいいだろ」
とゾロ
「おし!! 行こうぜおれも早く巨人の国見てみたい」
と話すサンジ
その頃、ロードの背後から、ゲルズの声が響き渡る
「いたー!! 見て!! 麦わらの一味もいる!!」
ロードを見つけたゲルズとゴールドバーグは怒りを爆発させ、鉄槌を下す
「止まりなさいロード!!! このド変人!!!」
ナミとチョッパーが安全を確保されたところで、ルフィが一味に合流
「おーい!! お前ら!!」
ルフィの元気な声が響く
サニー号と一味が再び一つになり、巨人の村への冒険が本格的に始まる予感を漂わせていた
ゲルズは麦わらの一味へ、優しく語り掛ける
「こんにちは麦わらの一味ね!!
私はゲルズ 彼はゴールドバーグ!!ハイルディンの仲間よ!!
せっかく来てくれたのに恐い目にあわせてごめんね!!
ここからは私達が案内するから」
「フォ~♡ゲルズちゃんが案内~♡」
とサンジが頬を赤らめる
ゲルズの言葉に、一行は次なる冒険への期待を胸に、陽界への道を進み始めるのだった
「巨大とは感動」ついにエルバフ上陸!
ルフィの興奮が絶え間なく続く
「ウソップ行こう!この層にエルバフの村があるってよ!」
「うぉー!! 見てェ!!! 見てェ!!!」
ウソップもまた興奮に目を輝かせ、ルフィ、チョッパーとともに先陣を切る
ゲルズは微笑みながら道を指差す
「この森をまっすぐ抜けると〝雲〟があるから乗ったら〝村〟が見えるわ!!」
ゾロ、ナミ、サンジを胸元に乗せ、一緒にエルバフの村へと向かう
森を抜けた先に広がる壮大な〝島雲〟
ルフィは目を丸くしながら叫ぶ
「うおー〝島雲〟だ!!」
雲の先に広がるのは広大なエルバフの村だった。
その頃、グレート・エイリーク号は虹を渡りながらエルバフに向かっていた
ブロギーは船上で誇らしげに語る
「あの雲を抜けたら見えて来るぞ!!
エルバフには3つの層がある!!
上から天界 陽界 冥界」
ドリーも頷きながら説明を続ける
「おれ達が住むのは陽の差す陽界だ
この層にはいくつもの村がある
広すぎて全景を見渡すことはできんがあれがおれ達の村!!!」
ロビンも感嘆の声を上げる
「わあ……」
やがて船はエルバフの村に到着する。
「ようこそ、エルバフへ!!!」
〝巨大〟とは感動であるーー
この絶景を一体誰が正しく言葉に出来ようか
先に村に到着したルフィとウソップは広大な景色に心を奪われていた
2人は初めてドリー&ブロギーと出会い、エルバフを志したときのことを思い出します
【リトルガーデン編後】
ウソップ:みんな!! おれはな!! いつか絶対に!! エルバフへ
ルフィ:戦士の村へ行くぞ!! よしウソップ!! 必ず行こう!!
一方で、後から合流したフランキーがルフィを探していた
「あ!! ルフィ達来てたのか探したんだぞオイ!!」
ルフィは豪快に笑い返す
「あれ~!? 今来たのかお前ら~!? あははは!! 会えてよかった!! 結果オーライ!!」
ルフィ、ウソップ、チョッパーの3人は
「え!? お前ら虹に乗ってねェかァ~!!? 乗せろおれ達も~!!!」
案の定、船が虹の上を渡る光景に子供のような反応を見せる
感動の中に描かれる不穏な雰囲気
怪しげな二足歩行の動物、そして編笠を被った人物のシルエットが不意に映る
私がここに一つだけ書き記すとするならば
心の片隅にこの言葉を留めておいてほしい
〝この地に長居してはならない〟
「探検家ルイ・アーノート」
物語はエルバフのさらなる謎を予感させながら、次なる展開へ向かう
ー第1132話〝エルバフの冒険〟おわりー
【前の話】1131話 【次の話】1133話
【最新話1132話】新情報・考察・伏線解説
〝エルバフの冒険〟エルバフ編スタート!
今回の最新話1132話のタイトルは〝エルバフの冒険〟!
ONE PIECEでは、各章が始まる話で「○○の冒険」というタイトルが付けられてきました
新たな章 | 話数 | サブタイトル |
---|---|---|
ドラム島編 | 第133話 | 〝名もなき国の冒険〟 |
アラバスタ編 | 第162話 | 〝砂の国の冒険〟 |
空島編 | 第245話 | 〝神の島の冒険〟 |
ロングリングロングランド編 | 第304話 | 〝長い島の冒険〟 |
ウォーターセブン編 | 第324話 | 〝水上都市の冒険〟 |
フロリアン・トライアングル | 第442話 | 〝魔の海の冒険〟 |
スリラーバーク編 | 第444話 | 〝ゴースト島の冒険〟 |
シャボンディ諸島編 | 第497話 | 〝シャボン舞う諸島の冒険〟 |
アマゾン・リリー編 | 第515話 | 〝女ヶ島の冒険〟 |
インペルダウン編 | 第526話 | 〝大監獄の冒険〟 |
魚人島編(到着前) | 第606話 | 〝深海の冒険〟 |
魚人島編 | 第609話 | 〝魚人島の冒険〟 |
パンクハザード編 | 第656話 | 〝燃える島の冒険〟 |
ドレスローザ編 | 第701話 | 〝愛と情熱とオモチャの国の冒険〟 |
グリーンビット トンタッタ王国 | 第711話 | 〝小人の国の冒険〟 |
ゾウ編 | 第804話 | 〝象の背の国の冒険〟 |
ホールケーキアイランド編 | 第831話 | 〝不思議な森の冒険〟 |
ワノ国編 | 第911話 | 〝侍の国の冒険〟 |
エッグヘッド編 | 第1062話 | 〝科学の国の冒険〟 |
エルバフ編(レゴブロックの国) | 第1127話 | 〝謎の国の冒険〟 |
エルバフ編 | 第1132話 | 〝エルバフの冒険〟 |
今回のエルバフ編では、既に第1127話で〝謎の国の冒険〟というタイトルがつけられました
今回の「○○の冒険」のタイトルはここで回収されたかと思われましたが、ここからが本格的な「エルバフ編」の開始なのでしょう
また、ここまで付けられた「○○の冒険」で、島名が直接タイトルに付けられることはなかったので、「エルバフ」という土地名が直接的に入っているのは珍しいですね
エルバフの子供 名前判明!
第1076話〝旧友〟にて、赤髪海賊団に冒険に連れてってくれと騒いでいた子供の名前が「コロン」と判明!
1076話では、
「つれてけつれてけ つれてってくれよ~!!」
とシャンクスに駄々をこねて海に連れてってくれるよう懇願し、
「バーカ お前みたいな血の気の多いガキは絶対に連れてかねェ」
と断られるなど、第1話オマージュのような展開が描かれました
12年前のルフィと全く同じような言動を取っていたこの子供は、「コロン」という名前でした
コロンはルフィを待っている
コロンは、ドリー&ブロギー船長の到着と共に、海賊〝麦わらのルフィ〟の到着も待っている様子
第1076話〝旧友〟では、赤髪海賊団がエルバフのこの酒場に訪れ、コロンと話す様子が描かれました
おそらくこの際、コロンはシャンクスからルフィについて聞いたのでしょう
四皇になったばかりという情報も持っているようで、憧れのシャンクスが話していた”麦わらのルフィ”と会えるのを楽しみにしているようですね
酒場があるのは冥界と同じ土地
ウォーランド王国エルバフを成す宝樹アダムは、3段に分かれており、1段目「第一世界」は〝冥界〟と呼ばれていることが前回判明しました
1076話でも描かれたエルバフの酒場も、エルバフの1段目にあることがわかります
前回のロキの発言で、シャンクスは冥界に訪れていたことがわかりましたが、1076話で彼らが酒盛りをしていたこの酒場が、冥界と同じ土地にあるようですね
冥界に囚われているロキと会って何かしらの要件を済ませ、そのまま酒場で飲んでいたということでしょうか
また、コロンは、酒場に寄らないブロギーたちを見て「直接上に行く」と言っているので、おそらく2段目に町があるのでしょう
第1130話〝呪いの王子〟の最後、エルバフの全体像が描かれた時、2段目に町があるように見えましたが、おそらくその通りでしょう
ドリー&ブロギーの呼び方「ドリブロ」
最新話1132話にて、コロンやハイルディンは、ドリー&ブロギーのことを次のように呼んでいました
「ドリブロ船長」「ドリブロのお頭達」
読者の間では、ドリー&ブロギーのことを「ドリブロ」と呼ぶのはおなじみの呼び方ですが、ONE PIECEの世界でも同様に呼ばれていることが判明しました
ONE PIECEの世界でも「ドリブロ」と略されて呼ばれる程、ドリーとブロギーは2人は1組という印象が強いのでしょう
コロンの父と「リプリー」という人物
酒場の女性店主は、陽界へ向かうコロンに「リプリー」という人物の大好物と、コロンのお父さんの好物を渡しました
コロンにはお父さんがいることがまず判明ですね
(おそらくこの女性店主が母親でしょう)
「リプリー」という人物も、ここで名前が出されました
これは何者なのでしょう
この時点で名前だけ出したということは、エルバフ編で重要な役割になってくるのでしょうか
コロンの父親も、何かしら重要な役割を果たしそうです
そしてコロン自身は、ワノ国編でいうお玉のような、物語のキーとなるような動きをしてきそうです
コロン、コロンの父、リプリーの今後の登場・活躍を見守りましょう!
〝太陽石(ペインター)〟が作り出す虹
第1131話〝冥界のロキ〟で明かされた「太陽石(ペインター)」という道具
1131話の時点では、以下のようなことしかわかっていませんでした
- 重いものを運ぶことができる
- 雪があると使えない
今回、この「太陽石(ペインター)」の使い方が明らかとなりました!
エルバフ2層目へ向かうブロギーは、「太陽石(ペインター)」を使い、海から2層目へ架かる虹を作り出しました
「太陽石(ペインター)」はこの虹を作りだせる道具のようです
さらにこの虹は、船で渡ることが可能!
ドリーとブロギーは「虹は渡れるぞ!!!」と言い切り、船は虹を渡ってエルバフ2層目を目指します
また、ドリーによるとこの虹は、「抵抗力がないため一度漕げばそのまま進んでくれる」とのこと
摩擦がないということでしょう
このような性質があるのであれば、重いものも楽々運べそうですね
また、虹を眺めるボニーは次のように話しています
「キラキラ音がしてかわいいー♡」
つまり、虹と描かれているキラキラは、漫画的表現ではなく実際にキラキラ輝いていて、音まで鳴っているということです
普通の虹の特徴を超える固有の特徴があるのでしょう
〝人間ちゃん〟大好き ゲルズのキャラクター像
冥界と陽界を繋ぐ吊り橋にてルフィと遭遇したゲルズ
ルフィと話すゲルズの様子から、意外と子供らしい一面もあることが見て取れます
扉絵で描かれた際や、前回登場した際には「しっかりもののクールなお姉さん」といった雰囲気でした
しかし今回ルフィやナミたちと話すゲルズは、しっかりしているものの、やや自分の気持ちが先行しているような部分もありました
特に「私〝人間ちゃん〟大好きなの!!」というセリフや、ルフィを見て「カワイイ~♡」といった反応を取る様子から、人間族への愛は人一倍強いようですね
まるで小人族のレオを見るビビのようです
(世界会議編)
ゲルズのキャラクター像が徐々に明らかになっていますね
ルフィとロキの約束
冥界に飛び降り、ロキと遭遇したルフィ
前回1131話〝冥界のロキ〟にて、ロキがシャンクスの情報を持っていると明かされました
シャンクスがエルバフに来た目的を知りたいルフィはロキに問いかけますが、ロキは
「…!! タダで教えるワケねェだろ!!!」
と一言
ロキはこの時点で、自身の鎖をほどいてもらうため、ルフィに交渉を持ち掛けていました
そこでルフィがシャンクスの情報を知りたいとなれば、取引を持ち掛けるのが自然でしょう
ルフィもルフィで、ロキの鎖をほどいても勝てそうですし、本人もその自信がありそうなので、あっさりほどいていてもおかしくありません
そして今回、冥界に落ちていたのかと聞かれたルフィは、ロキのセリフを思い出します
「おれと会った事も〝約束〟も他言無用だぜ…?ルフィ…!!!」
ルフィとロキがどのような約束を結んだのか、ルフィはロキを解き放ったのか、まだ明かされませんでした
ルフィ自身もこれだけ動揺しているので、もしかしたら本当に鎖をほどいている可能性は十分にあります
ロード「ゲルズたそ」
オタク気質のロードは、自身の「推し」を「~たそ」をつけて呼びます
第1129話〝生人形(リヴドール)〟では、捕らえた麦わらの一味をそれぞれ次のように呼んでいました
- ルフィ→ルフィたそ
- ゾロ→ゾロたそ
- ナミ→ナミたそ♡
- ウソップ→ウソたそ
- サンジ→サンたそ
- チョッパー→チョたそ
特にナミたそには「♡」までついていました
ロードは、麦わらの一味の下につくことが嫌なだけで、人物そのものは「推し」ている様子でした
そして今回、ゲルズのことも「ゲルズたそ」と呼んでいることから、ゲルズも推しているのでしょう
やはりオタク気質が強いですね
エルバフの3つの層 陽の差す〝陽界〟
エルバフを成す宝樹アダムですが、エルバフは3つの層からできていることが判明しました
上から順に、
- 天界
- 陽界
- 冥界
と呼ばれているそう
ロキがいるのは1層目は「冥界」と呼ばれていることは前回判明しましたが、全ての呼び名が明らかとなりました
町がある層が「陽界」と呼ばれているのは、太陽神の信仰と関係あるのでしょうか
もしそうだとしたら、冥界や天界に関する神も存在してもおかしくありません
また、今のところ「天界」は全く描かれていないので、天界には何があるのか非常に気になります
ドリーが「陽の差す陽界」と話しているため、天界は人が住めるような場所ではないということも考えられます
しかし何か特別な用途に使われていそうなので、今後の展開を楽しみに待ちましょう!
長居を忠告する探検家「ルイ・アーノート」
最新話1132話の最後は、探検家ルイ・アーノートによる「エルバフへの長居の忠告」で終わり、不穏な雰囲気が漂います
1132話で書かれた、ルイ・アーノートのエルバフについて記した文章は以下になります
〝巨大〟とは感動であるーー
この絶景を一体誰が正しく言葉にできようか
ここはエルバフ島ーー
「ウォーランド王国」
通俗的にはその総称で「エルバフ」と呼ばれる巨人達の王国ーー
草や木 蔓や花 虫・魚・鳥 動物達に至るまで
全てが巨大でただ息をのむ
冒険者達よ 返却されぬ去りし時を悔いる事なかれ
しかしーー全てが大らかなる神秘の土地「エルバフ」について
私がここに一つだけ書き記すとするならば
心の片隅にこの言葉を留めておいてほしい
〝この地に長居してはならない〟
「探検家ルイ・アーノート」
この書き方から、ルイ・アーノートの言う「この地に長居してはならない」という言葉は、誰かからの伝聞のように見えます
エルバフに長居してはいけないとは、どういうことでしょうか
巨人族の人柄的に、ルフィたちを迫害するようなことは無さそうですが、何か秘密が隠されていそうです
【ルイ・アーノートについて】
ルイ・アーノートの名前が初めて登場したのは第115話〝冒険のリトルガーデン〟
巨人族のドリーとブロギーを見て、住人の彼らにとってまるでこの島は「小さな庭のようだ」として、その島を「リトルガーデン」と名付けた人物です
世界に名の知れた探検家で「ブラッグメン(うそつき達)」という冒険記の著者でもあり、リトルガーデンの話もこの著書に載っています
ドリーとブロギーを「住人の彼らにとって~」と表現していることから、ルイ・アーノート自身は人間族だと思われます
そしてエルバフには、侵入者は逮捕というルールがあります
その中でいち人間族のルイ・アーノートは陽界の絶景を目の当たりにしているため、エルバフの巨人族に認められた人物という可能性があります
また、ルイ・アーノートはこの時点でグランドライン前半の島リトルガーデンと、新世界のエルバフの2つに上陸したことがあることになります
かなりの冒険家ですね
ルイ・アーノートについて判明しているプロフィールは以下です
<プロフィール>
■肩書き:探検家
■出身地:偉大なる航路
■誕生日:12月20日
これからのエルバフ編で、ルイ・アーノートが本格的に登場する可能性もあります
どのような人物なのか、展開を見守りましょう!
巨大な動物と編笠のシルエット
最新話1132話の最後から2個目のコマには、編笠を被った人物のシルエットが描かれました
そしてコマの中央には、二足歩行の熊のような動物が描かれています
彼らの正体は、いつ明かされるのでしょう
編笠の人物は、第1124話〝親友〟にて、エルバフへ帰還するグレート・エイリーク号に「来い」と意味深に呟いた人物
シルエットを見ると、人間族ほどの大きさのようなので、巨人族ではなさそうです
この人物はエルバフ編だけでなく、ONE PIECEの物語の根幹にかかわる重要な人物になると思われます
編み笠の人物の候補としては、以下のようなものが考えられています
- 火の傷の男
- クロッカスと酒を酌み交わしていた人物
- ヨーキ船長
- シャンクスの旧友
などなど
わざわざ今回のコマで編み笠の人物のシルエットを描いたということは、近々言及されるということではないでしょうか
楽しみに待ちましょう!
最後までご覧いただきありがとうございます
これからも「ONE PIECE なんでも一覧」をよろしくお願いいたします
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【過去のストーリーアーカイブ】
巻百十以降
- 【1132話】〝エルバフの冒険〟
- 【1131話】〝冥界のロキ〟
- 【1130話】〝呪いの王子〟
- 【1129話】〝生人形(リヴドール)〟
- 【1128話】〝RPG〟
- 【1127話】〝謎の国の冒険〟
- 【1126話】〝落とし前〟
- 【1125話】〝何をもって死とするか〟
- 【1124話】〝親友〟
- 【1123話】〝空白の2週間〟
- 【1122話】〝イザッテトキ〟
巻百十
- 【1121話】〝時代のうねり〟
- 【1120話】〝暴(アトラス)〟
- 【1119話】〝エメト〟
- 【1118話】〝自由になる〟
- 【1117話】〝も〟
- 【1116話】〝葛藤〟
- 【1115話】〝大陸の断片〟
- 【1114話】〝イカロスの翼〟
- 【1113話】〝STALEMATE〟
- 【1112話】〝ハードアスペクト〟
- 【1111話】〝太陽の盾〟
最新刊 巻百九
- 【1110話】〝降星〟
- 【1109話】〝阻止〟
- 【1108話】〝応答せよ,世界〟
- 【1107話】〝あんたを捜してたんだ!!〟
- 【1106話】〝きみの味方〟
- 【1105話】〝愚の骨頂〟
- 【1104話】〝ありがとう,お父さん〟
- 【1103話】〝ごめんね,お父さん〟
- 【1102話】〝くまの人生〟
- 【1101話】〝ボニーへ〟
コメント