1094話で明かされた最新情報・ネタバレ情報などをまとめました!扉絵がかっこよすぎてそこに時間取っちゃいました。
※ネタバレご注意
2023年10月9日発売(紙版は10日) 週刊少年ジャンプ2023年45号掲載
【収録されている巻】
ONE PIECE【108巻】〝死んだ方がいい世界〟
※記事下で解説
ONE PIECE 【巻百八】
【最高扉絵】かっこよすぎる”一百三情 飛龍侍極”
今回の週刊少年ジャンプ45号は 『MONSTERS 一百三情飛龍侍極』 アニメ制作快調巻頭カラー!
作者尾田栄一郎さんの”伝説の読切漫画”「MONSTERS」はご存じでしょうか!これはONE PIECEの連載前に描かれた,尾田さんの読み切り作品です!
今回この「MONSTERS」がアニメ化されることが決定し,この扉絵が描かれました。
普通尾田さんの読み切り漫画というと「ROMANCE DAWN」が真っ先に思い浮かぶという方も多いと思いますが,この「MONSTERS」もかなりの名作です!
尾田さんの短編集「WANTED!」で読むことができるので,アニメ前に見てみると面白いかもしれませんね。
WANTED! 尾田栄一郎短編集名作「MONSTERS」
【MONSTERSのあらすじ】主人公の侍リューマが「世界一の兵の魂」を持つ最強の剣豪「キング」を探す旅に出る。その途中でとある町のウェイトレスに助けられるも,7年前に町を襲った巨大な竜が現れ,町は大騒動に。しかしその黒幕は・・・。そしてリューマはその竜を一刀のもとに両断!町を救ったリューマは再び「キング」を探す旅に出る。その後町の少年から明かされたキングの正体はなんと・・・。
というのが大まかなあらすじです。
これはONE PIECEと同じ世界線であることが尾田氏によって明かされています!
ONE PIECEにおける”リューマ”
ONE PIECE本編にもこの”リューマ”は登場しています。本名は「霜月リューマ」。数百年前,海外を放浪中に”竜斬り伝説”を残した伝説的な侍として,ワノ国に”刀神様”として祀られています。
初登場はスリラーバーク編で,モリアの将軍ゾンビとして登場。精神は異なるものの,ゾロと激戦を繰り広げ,名刀”秋水”がゾロに受け継がれました。
ワノ国編1023話”瓜二つ”にてリューマの名が再登場。海外からワノ国へやってきたロロノア・ゾロが”刀神”リューマと同じく「隻眼の剣士」であることや,かつてモリアに奪われた秋水をゾロが返納したことについて触れられました。
その後105巻132PのSBSにて,ゾロは霜月リューマの子孫であることが明かされました!やはりゾロは大剣豪となる血筋を持ち合わせているんですね。ミホークとのバトルが楽しみです。
かなり重要な情報ですが,本編で描ききれなかったために,SBSでの紹介に至ったとのことです。
「一百三情 飛龍侍極」とは,ゾロがワノ国の戦いにてキングを撃破したときの技です。
ゾロを取り巻く重要人物達!!
この扉絵には,ゾロとワノ国を取り巻く様々な重要人物が描かれており,ほとんどが剣士ですね。左上の顔がちょっと出てる人物は,生前の霜月リューマですかね!全員かっこよすぎます!
扉絵に登場している重要人物達をご紹介いたします
ロロノア・ゾロ:四皇”麦わらのルフィ”率いる麦わらの一味のNo.2の大剣豪。目指すは”世界一の大剣豪”。
霜月リューマ:「MONTERS」の主人公で,ゾロの祖先。数百年前に生き,”竜斬り伝説”を残した侍で,ワノ国に祀られている”刀神”。
霜月牛マル:霜月リューマの子孫にして大剣豪。ゾロの祖母の弟にあたる。カイドウに逆らって幽閉されるも,ヤマトを生かしてカイドウへ立ち向かい,戦死した。
霜月コウ三郎:ワノ国出身の刀鍛冶にして剣豪。シモツキ村を作った一人。ゾロの愛刀”和道一文字”や,ゾロに受け継がれたおでんの愛刀”閻魔”を作刀した人物。
霜月コウシロウ:くいなの父。一心道場の師範で,ゾロの恩師。娘くいなの死後,くいなの愛刀であった”和道一文字”をゾロに譲った。
霜月くいな:ゾロのライバルにして親友。幼少期は大人を含めても道場で一番強く,ゾロとの戦績は2001戦2001勝。ゾロと「どちらかが世界一の剣豪になる」と誓うが,その翌日に階段から落ちて死亡してしまう。
霜月康イエ:ワノ国白舞の元大名。おでんとも縁の深い人物。SMILEを食べてからは「トの康」と名乗って,えびす町の人々を励ましながら暮らす。最期は錦えもんたちの作戦に新たな道を示して処刑された。
オニ丸:牛マルの相棒で,ヒトヒトの実モデル”大入道”を食べた狛狐。”おいはぎ橋の牛鬼丸”として,鈴後の墓を守り抜いた。
WANTED! 尾田栄一郎短編集【強力】50体のパシフィスタが味方に!
今回の1094話は,ベガパンク暴がパシフィスタマークⅢの命令を上書きしたところからスタートしました。
全話までは,戦桃丸がパシフィスタへ命令を下してそれを黄猿が上書きしたことで,50体のパシフィスタが敵となってしまいました。そこへ今回暴が現れ,さらに命令を上書きし,50体のパシフィスタを味方につけることに成功しました!
かなりの戦力なようで,海兵たちも戦慄し,パシフィスタから離れ,ベガパンクを探し始めました。
【見聞色?】サンジのレディレーダー
そんなベガパンク達ですが,サンジ,フランキーと共に「ベガタンク」に乗ってボニーを探しに工場層へ降りていきます。
工場層まで距離があるにも関わらず,サンジが「レディレーダー」でボニーを発見し,タンクから降りて単身でボニーを救出に向かいました!
サンジは自身の「レディレーダー」にかなりの自信を持っているようで,「おれのレディレーダーが間違った事あるか⁉」とフランキーに言い放っていました。
確かにサンジは仲間になった直後に,裏切ったと思われたナミを信じ続けていたり,ロビンがウォーターセブンで一味を離れた時も,サンジ1人だけ海列車に先回りしたりしていましたね。パンクハザードではたしぎの「涙の落ちる音」を聞き,ヴェルゴと交戦しに飛んできていました。
やはりこれらもサンジの「レディレーダー」によるものなのでしょうね。
【余談】ベガタンクのタイヤは「島雲」でできており,エッグヘッドの壁を形成しているのも島雲です。島雲同士はくっつきあう性質があるようで,ベガタンクはこの壁を走行することができることが説明されました。
【新技】ボニー新技!”臨死体験”
海軍に囲まれるボニーですが,新技「臨死体験」を発動し,対抗しました!
この技は,銃で撃った直後に対象の相手を一瞬臨死状態にさせる技のようですね。銃で撃つのは技に含まれるのかは不明で,必要があるのかもわかりませんがかっこいいので大丈夫ですね!
しかしすごいアングルですね。大変すばらしいです。
【新悪魔の実】中将ブルーグラスはノリノリの実のドライブ人間!
エッグヘッド編では,新たな中将たちが初登場しましたが,今回その中の1人「ブルーグラス」の名前が判明しました!
さらにこの中将は「ノリノリの実」の”ドライブ人間”。いかなるものも乗りこなすことができる能力の様です!
ブルーグラスはこの能力で1体のパシフィスタマークⅢを操り,ボニーに向けてレーザーを発射しますが,見た目がくまであるため,ボニーは反撃できずに敵に攻撃をさせてしまいます。
そこにサンジが駆け付け,ボニーをベガタンクへ乗り込ませ,見事救出に成功しました!
【武器】白アゴ髭のイカつい中将の”ラッコハンマー”!
エッグヘッド編で初登場した中将の1人,白いアゴ髭のいかつい中将さんですが,先端にラッコの貝殻のようなものを付けた「ラッコハンマー」で攻撃!
おそらくこの中将はパワー系なんですかね。それにしても何でラッコの貝殻なんでしょうか。もしラッコ好きとかだったら見た目とのギャップが大きすぎますね!
(動物系の可能性もありますかね)
【ついに上陸】ジェイガルシア・サターン聖
せっかくアトラスが上書きしたパシフィスタへの命令ですが,それが”ある人物”によって上書きされました。
ベガタンクの命令を上書きできるのは,”五老星”のみ。ついに五老星ジェイガルシア・サターン聖が動き出しました!
このサターン聖が上陸したことに気づいたのは,覇気を使いこなすメンバーだけの様ですね。交戦しているルフィと黄猿,ゾロとルッチは「ゾクッ・・!!」という効果音と共にその異様な気配に気づき,ジンベエや中将たちも珍しくビビるような表情を見せ,気づいている様子でした。
しかしウソップやナミは気づいていませんでした。ウソップなら気づいてもよさそうでしたけどね。なにか意味があるのでしょうか。
【異様な気配】幻獣種の姿か
ついにエッグヘッドにサターン聖が上陸しました!蜘蛛のような下半身を持つこの姿は動物系の悪魔の実の能力と考えられ,さらに黒い羽衣をまとっているため,覚醒済みであると思われます!
巷で言われているのは,”牛鬼”(ぎゅうき・うしおに)ですね。これは日本の妖怪なのですが,他にも”土蜘蛛”という妖怪も似たような見た目をしています。
能力名の候補としては「ムシムシの実 幻獣種 モデル”牛鬼”」「クモクモの実 幻獣種 モデル”土蜘蛛”」などでしょうか。サターン(=土星)なのでどちらかというと”土蜘蛛”の方が有力ですかね。
【異常な強さ】目で攻撃
サターン聖の上陸の際には,「准将以下まみえる事も許されぬ!!」と告げられており,少将以上でなければ五老星を視界に入れることも許されないようです。
ここで,三等兵から一等兵と思われる海兵がサターン聖の姿を見てしまいました。そこでサターン聖はなにやら目で攻撃し,海兵を一撃で倒してしまいました。これはどんな能力なのか,いずれにせよとんでもない戦闘力を持ち合わせているようです。
【数百万に1人】覇王色の覇気?
サターン聖の登場時には,黒い雷のバリバリが描かれています。これは覇王色をまとっているときの表現ですね!
サターン聖も当然のように覇王色の覇気を習得しているようです。ルッチの覚醒フォルムの時にはこのバリバリは出てないので,動物系の覚醒の演出などでもないと思います。
他の五老星やイム様も覇王色くらい余裕で習得していそうですね。
コブラはこれを5人+イム様を目の当たりにしていたと考えると絶望ですし,そこに自ら乗り込んだサボもすごすぎますね。
【5個セット?】五芒星について
サターン聖が登場する際,”5”と書かれた魔法陣を展開して登場しました。
この魔法陣に,はっきりと”5”と書かれているということは,この悪魔の実は「5つセット」の前提で作られた悪魔の実なのでしょうか。
おそらく他の五老星たちも,能力を展開するときには同様にこの魔法陣を展開すると思われます。全員この”5”と書かれた魔法陣を展開するとしたら,この5つの悪魔の実は5セットの前提で生み出されたものと考えることができますね。
イム様の能力も気になります。
2年前,ブルックがくまによって飛ばされた国「ハラヘッターニャ」をご存じでしょうか。
この国では今回のような”魔法陣”を地面に描き,「サタン様」を呼び出す儀式をしておりました。今回のサターン聖と何か関係はあるのか,この悪魔の実に起因する儀式なのか,不明ですが大変気になります!
【余談】フランキーは”五老星”を知らなかった?
ONE PIECEでは,漢字の表現とカタカナの表現は良く使い分けられます。例えば「タイヨウの海賊団」の「タイヨウ」がカタカナなのは,魚人たちは地上へ上がって太陽を直接見る経験が少ないため,太陽についてよく知らないため,漢字ではなくカタカナがあてられています。
今回ベガタンクの「五老星」という発言に,フランキーは「ゴローセー!?」と返していました。つまり,世界最高権力者として君臨する五老星をフランキーは知らなかったというわけです。
フランキーが単に無知なだけなのか,五老星をという存在はあまり世間には知られていないのか,どうなんでしょう。
(あまり深い意味はないかもしれないですね)
【ルフィ新技!】ゴムゴムの白星銃(スターガン)!
ルフィはまだ黄猿と交戦し,足止めをしています。ルフィはフランキーに「頼むルフィ!!!何とかしれくれー!!!」と言われ,黄猿を止めようとするも攻撃されてしまいます。そしてそのカウンターとして放ったのがこの「ゴムゴムの白星銃」!
文字通り”星”の演出が描かれており,尾田さんが公言している「トムとジェリー」のオマージュが少し入っているようですね。
【怒りの矛先】くまを兵器に変えたのはやはり五老星?
ボニーは,エッグヘッドに上陸したときには,父を人間兵器に改造したベガパンクに恨みを持ち,殺そうとしていました。しかし”ルームNIKYU”にてくまの記憶に触れ,ベガパンクへの恨みは無くなっていました。
そして記憶に触れたことで,くまを人間兵器に変えた本当の人物(達)を知った様子です。それはおそらくサターン聖たち五老星なのでしょう。
五老星がベガパンクに,「くまの自我を残すことは許さない」と命令している回想の会話が吹き出しで描かれました。
くまが兵器となった真相を知ったボニーは,涙を浮かべながらサターン聖を刀で突き刺しました。
五老星はどんなことをしたのでしょうか。おそらく許されないようなことをしたのでしょう。ボニーを悲しませるなんて許せません。ルフィに倒してもらいましょう。
【収録刊】ONE PIECE巻百八〝死んだ方がいい世界〟
1094話〝〝五老星〟 ジェイガルシア・サターン聖〟は,ONE PIECE巻百八〝死んだ方がいい世界〟に収録!
2024年3月4日(月)発売
ONE PIECE 【巻百八】/502円
エッグヘッド編、最高潮!
海軍大将、五老星が本領発揮か──
収録話数は1089~1100話の全12話!
- 【1089話】「立てこもり事件」
- 【1090話】〝黄猿〟
- 【1091話】〝戦桃丸〟
- 【1092話】〝暴君くま聖地暴走事件〟
- 【1093話】〝ルフィVS黄猿〟
- 【1094話】〝〝五老星〟 ジェイガルシア・サターン聖〟
- 【1095話】〝死んだ方がいい世界〟
- 【1096話】〝くまちー〟
- 【1097話】〝ジニー〟
- 【1098話】〝ボニー誕生〟
- 【1099話】〝平和主義者〟
- 【1100話】〝ありがとうボニー〟
1094話まとめは以上です!最後までご覧いただきありがとうございました
「ONE PIECE なんでも一覧」をよろしくお願いします。
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