【ONE PIECE 1124話〝親友〟】ネタバレ・考察!エルバフにて待つ人物とは?ベガパンク全員生存!

【最新話・ネタバレ】今週のワンピース
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1124話で明かされた最新情報・ネタバレ情報などをまとめました!

※ネタバレ注意

2024年8月26日(月)発売 週刊少年ジャンプ2024年39号掲載

【前の話】1123話 【次の話】1125話

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【前話振り返り】1123話〝空白の2週間〟

前話1123話〝空白の2週間〟の主なあらすじ,見どころはこちらです

  • 【あらすじ】
    • ついにエルバフ出航
    • エッグヘッドの時系列判明
  • 【見どころ・判明した情報】
    • サンジとベガパンクの因縁(?)
    • 天才ベガパンクの仕掛けたトリック
    • 島雲製造機「雲フト」の価値
    • ベガパンクが麦わらの一味に託した夢

重要な項目について,以下で詳しく解説いたします

ついにエルバフ出航

【セリフ】

覇気の影響は未だに…

海兵「エッグヘッド 応答しろ」
「何が起きてる!?」

海兵たち気絶

S-スネーク(ポンスキー中将に向かって)「起きろお前達!! 〝麦わら〟達が逃げる!!」

巨兵海賊団船員(望遠鏡で島を覗き)「ひゃー」
「お頭達!! 本当にみんな倒れちまってる」

ブロギー「ホントか スゲェな」

ドリー「一切敵意を感じなかった 赤髪以上か!?」

ニカルフィ「はは!!」「ありがとうー!!! 巨大ロボ~~!!!」
「ししし!!」(エメトの目から光が消える)

ドリー&ブロギー「よォし あいつらが寝てる間に!!」
「トンズラするぞ!! ガババババ!!」

巨兵海賊団船員たち「へへ」「おしきた!! お頭」

ドリー&ブロギー「行くぞ野郎共ォ~~!!!」
「エルバフへ出航だァ~~!!!!」

「ウォォォォ~~~!!!!」

サンジ(倒れているベガパンクに向かって)「腑に落ちねェなベガパンク」
「てめェの言ったあのセリフ」
「ーーこれでしてやったりなのか?」
「なァおい」
「ちゃんと聞けなかったが とんでもねェ事言ってたな」

下っ端の海兵のみならず,ドールやポンスキーなどの中将達の意識さえも持っていったジョイボーイの覇王色の覇気

ドリーはその覇王色の強さに,旧友の名を出して「赤髪以上か!?」と驚愕

しかし敵意は感じなかった模様

そしてニカ化したルフィは遠くのエッグヘッド島内にいる巨人兵に対し,

「ありがとうー!!! 巨大ロボ~~!!!」

と,ルフィらしく感謝

そしてルフィ一行sを乗せたグレート・エイリーク号は,

ついにエルバフへ向けて出航!

傍らには小さくサニー号もいますね

ドリー&ブロギーはいつも通り「にかっ!!」と笑顔を浮かべ,その先には師匠である2人と対面して号泣するウソップ

隣でチョッパーは,巨人族の大きさにたじろいでいますね

エルバフ編に入り,一足先にウソップの夢が叶うのでしょうか

直前まで五老星・ナス寿郎(馬骨)と刃を交えていたゾロは,息をついて久しぶりに一安心

ボニーも能力を解除し,子供の姿で父くまに抱き着きます

ギア5を解除して老化したルフィは,ナミの膝の上で眠ります

一方サンジは,倒れたベガパンクに向かって,次のようなセリフを吐きます

「腑に落ちねェなベガパンク」
「てめェの言ったあのセリフ」
「ーーこれでしてやったりなのか?」
「なァおい」
「ちゃんと聞けなかったが とんでもねェ事言ってたな」

肉体は死んでいる筈のベガパンクに,「話しかけるような」口調

どこか怒りの感情が見受けられる口ぶり,表情

また,「あのセリフ」とは何のことでしょう

ついにエルバフへ向けて出航を果たし,各々がポジティブな感情をあらわにする中で,サンジのみ謎が残る描写でした

ベガパンクは本当に死んでしまったのか,サンジのこの態度には,何か大きな秘密が隠されていそうです

天才ベガパンクの仕掛けたトリック

【セリフ】

2週間前「エッグヘッド」

ピタゴラス「融合炉(パワープラント)の数値に異変が!?」

シャカ「マザーフレイムが何者かに盗まれた痕跡!!」「こんなマネができるのは…」

ステラ「ベガパンク・・・・・か……!!」
「もしや悪(リリス)か?」

ステラ「残る4人のウチの誰かなのか…!?」

ピタゴラス「それでボク達の脳をステルスモードに」

1週間前ーー

ピタゴラス「大変大変 犯人が特定できました!!」「欲(ヨーク)です!!!」

ステラ&シャカ「え~~~!!!」

ピタゴラス「パンクレコーズで同期された情報は偽造記憶(ダミーメモリー)でした!!」

(録音を再生)ヨーク「ザザ…Dr.ベガパンクが〝空白の100年〟を研究している ザザ…」

ステラ「マリージョアにこの通信が…!!」「何度もサイファーポールが調査に来た理由はコレか!!」

6日前

ステラ「ルルシア王国が消えたそうじゃ…」
「証拠なく話して良いなら 世界政府は古代兵器を所持しとる!! 」
「ーー私の責任だ…!! 人間から欲を引き離すべきじゃなかった…!!!」
「22年前のオハラにはなかった設備がこのエッグヘッドにはある!!〝声〟を最大限拡張する術が!!」
「ーー私は死ぬが ただでは死なん!!!」
「すまんなお前達を巻き込んで」

シャカ「バカな…我々もベガパンクですよ?」

シャカ&ピタゴラス「同じ事を考えてました!!」

ピタゴラス「ただし〝本体(ステラ)〟…何をもって死とするか!! …です」

ステラ「ああ…」「もう一つ失ってはいかんものがある…」
「島雲製造機雲フト!!」
「島雲は将来人類を救う〝要〟となるかもしれない」

2日前

シャカ「どうぞ喋って!! 記録開始しました」

ステラ「コホン…あーもしもしテストテスト 世界世界応答せよ!!」「えー…私はDr.ベガパンク しがない天才科学者だ…!!」

シャカ「ショックは大きいでしょうね」

ステラ「あんなものを仕込んだ事を 万が一にも悟られぬ為…我々の記憶からも消してしまう」

(ステラ,シャカ,ピタゴラスが頭を装置にセットしている状態)

ステラ「ーーしかしその代償として…他の記憶も消える」
「我々の命が狙われている事」
「また驚き直す事になる…!!」
「新しく恐怖を覚えるじゃろう」
「しかし!! 対策済みである!!!」

ピタゴラス「フフ…」

ステラ「これから起きる最悪の事態こそ」
「我々の勝利である!!!」

プツン…!!

ステラ「ん?なぜここに?記憶質量実験の部屋」「これは私の筆跡…!!」ペラ

手紙の内容:おはよう諸君…君達の記憶には 〝空白の2週間〟が生まれたがそれは君達の・・・判断じゃ 驚く事も多かろうな…笑える
一つだけ教えておこうか 世界政府に〝空白の100年〟の研究がバレたが…

ステラ&シャカ&ピタゴラス「はァ!? バレた!?」

手紙の内容:考え得る最善の対策を打ってある 己を信じて死んでくれ それともう一つ…

ステラ「死ねじゃと!? 誰がっ!!」

~現在にかけて

「本体(ステラ)!! 〝四皇〟麦わらの一味がボニーと共に上陸!!」

ステラ「えーー⁉」

「CP6が上陸!!」

ステラ「え~~⁉」

「海軍に囲まれました!!」

ステラ「え~~!!?」

「大将〝黄猿〟と五老星サターン聖が!!」

ステラ「え~~!!?」

黄猿、サターン聖上陸後

ステラ(サンジ達とボニーの元に向かいながら)「今ボニーを助けに向かっておるが…」「私は下に残ろうと思う!!」

サンジ「ん?死ぬぞ」

ステラ「助けんでいい…!! そのままそこで死なせてくれ!!」

サンジ「は!? 自殺願望!?」

ステラ「そうではないが!! 私が死ねば何か起きる気がするんじゃ!!」

サンジ「?」「そりゃ大騒ぎになんだろ 見殺しにできるか!!」

ステラ「そこを何とか!!」「それと!! 〝ひとつなぎの大秘宝ワンピース〟じゃが…」

サンジ「何だよ…」

ステラ「お前達が…手に入れて欲しい!!!」

現在

ドリー&ブロギー「友人達との再会にィ~~乾杯だァ~!!!」

ルフィ「いやまて…あとれ あとれ…」

ウソップ「うおー!! おれの夢 エルバフへ!!」

ブロギー「ガババババ!!」

ドリー「ゲギャギャギャギャ」

未来へつなげる 冴えたやりかた…

ー第1123話〝空白の2週間〟おわりー

2週間前から現在にかけてのベガパンクの動向が描かれ,エッグヘッド編に入ってからのベガパンクの時系列が合わないと思われていた行動のトリックが明かされました!

エッグヘッド編に入り,自身とサイファーポール諜報部員たちを捕らえ,シャカを銃撃した犯人

それがヨークであると知り,心から驚く表情を見せたベガパンクステラ

ヨーク曰く,ステラは演技などは苦手とのこと

そしてサターン聖の攻撃を受けて肉体が死亡し,始まったベガパンクの配信

ベガパンクの生前に録画されていたはずの映像にも関わらず,ヨークがマザーフレイムを政府に渡していた事,空白の100年の研究が政府にバレていた事などが語られます

時系列が合わないステラの行動でしたが,このトリックが明かされました

1週間前に犯人がヨークだと判明したベガパンクたちは,自身の研究で明らかとなったことを世界に告げる映像を録画

既に世界政府に命を狙われていることを逆手に取り,ステラの肉体の死亡と同時に,映像を全世界に配信することにしました

そして,配信映像を仕込んだ事を万が一にも悟られない様,自分たちの記憶すらも消してしまうベガパンクステラ,シャカ,ピタゴラス

あえて自分たちの記憶を消すことで,犯人に動きを悟られないようにするトリックを組んでいたのでした

その後,たとえ自身の命を奪われようとも,その最悪の事態こそがベガパンクの勝利となるわけです

そして現在に至るまで,犯人がヨークであること,海軍が五老星の襲撃に驚き直します

最後に明かされたのは,ベガパンクがサンジへ伝えたある一言

「それと!! 〝ひとつなぎの大秘宝ワンピース〟じゃが…」
「お前達が…手に入れて欲しい!!!」

ベガパンクが麦わらの一味へ夢を託していたことがわかりました

ひとつなぎの大秘宝ワンピースの正体をもしかしたら知っているかもしれないベガパンクが,それを麦わらの一味に託したのでした

それだけ彼らを見込んでいるということですね

そして場面は現在のルフィたちに移り,巨兵海賊団らとの再会を祝う宴を開催するのでした

ー1123話〝空白の2週間〟おわりー

1123話〝空白の2週間〟

【扉絵連載】 Vol.12 九里への道中誘拐阻止

扉絵「鬼の子ヤマトの金稲荷代参」のVol.12

タイトルは「九里への道中誘拐阻止」

ヤマトが九里(くり)へ向かう道中,1人の女性が誘拐されそうになっているところをヤマトが助けてあげた様子

この誘拐犯は誰なのでしょう

おでんの過去編では,オロチがワノ国の住人を誘拐し,おでんが腹踊りをすることで,1回につき100人解放するというエピソードが描かれました

この時の悪しき風習がまだ残っているのでしょうか

オロチとカイドウがいなくなった今,ワノ国に残る悪とはどのようなものなのでしょうか

この誘拐犯の真意・正体が気になるところです

また,誘拐されかけたこの女性は誰でしょう

「キセ川」や,ワノ国の戦いでサンジに助けられた「お染」のようにも見えますがどうでしょう

新キャラの可能性もありますね

【ヤマト】

<プロフィール>
■名前:ヤマト
■自称:光月おでん
■悪魔の実:イヌイヌの実 幻獣種 モデル”大口魔神おおくちのまかみ
■年齢:28歳
■誕生日:11月3日(SBS投稿者と誕生日が同じ)
■身長:263cm
■星座:さそり座
■血液型:F型
■出身地:不明
■好物:おでん,サーモン(生,まるかじり)
■嫌いな食べ物:トウガラシやわざびなどの辛いもの(刺激物)
■使用武器:金棒「タケル

四皇カイドウの息子。幼少期からカイドウに虐げられて育ち,ルフィたちが鬼ヶ島へ乗り込んだワノ国の戦いでは,その”くさり”を絶つために奮闘した。光月おでんの公開処刑を見て以降,彼へ強い尊敬心を抱くようになる。それにより,実際は女性だが男を名乗るようになり,「光月おでん」を自称。一人称は「ぼく」。ワノ国の戦いではおでんの息子モモの助を,体を張って守った。終戦後,おでんと同じように海賊になるべく,麦わらの一味の仲間になるが,ワノ国の漫遊から始めるために国に残った。

【1124話】モルガンズとビビの衝突

【セリフ】

この男も当然動くー

モルガンズ「さァ〝世界フロア〟を沸かすぞ野郎共!!」
「とんでもねェ素材トラックが集まって来たぜ!!! 恐怖を与えろ!! 最悪の未来を描け!!!」
「情報にすがらせろ 客共は次の世経を待つしかねェんだ!!!」

ビビ「最低…ベガパンクはちゃんと希望も願ってた」

モルガンズ「おれの仕事ステージに口を挟むな小娘っ!!! てめェの身柄も晒しちまうぞ!!」

ビビ「あら何かお気に障ったかしら大ウソ拡声器の鳥さん!!」
「かしこい人達はあなたのウソには踊らされないわ」

ワポル「あわあわ…」
「まーまービビちゃん あの人怒らしちゃおれ達もう行くとこないんだぜ♡」

モルガンズ「そうだな 事実も面白ェ!! 世界が海に沈むなんて!! クワーッハッハッハッハ!!」
「空こそがおれの住み処 そういう意味じゃおれの時代か!!」
「なァお姫様 おれにそんな態度取ってて後で困らねェか?」

ビビ「別に」
「世界が滅ぶなら…自分だけ生き残ろうなんて思わないもの」

モルガンズ「クハッ!!! ホラ驚きのニュースが山程入って来たぜ!!」

ワポル「やー…ビビちゃん ホントにその…」

モルガンズ「四皇〝黒ひげ〟VS トラファルガー・ロー!!」
「四皇〝赤髪〟VS ユースタス〝キャプテン〟キッド!!!」
「四皇〝麦わらのルフィ〟は…ベガパンク殺害!! と…」

ビビ「うそつき!!」

世界経済新聞社社長モルガンズは,自分の元に入って来た情報をもとに世界を混沌に陥れようとします

「活字のDJ」を自称するモルガンズは,守銭奴ではあるものの,それ以上に世界という”ステージ”を踊らせることにプライドを抱きます

そんなモルガンズを軽蔑するビビ

モルガンズの脅しにも動じず「大ウソ拡声器の鳥さん!!」と言い放ちます

やや悪口が言い慣れてなさそうな部分もビビらしいですね

ですが,ビビとワポルはモルガンズに匿われている身

モルガンズに強気に出るビビを,ワポルがなだめます

ベガパンクの配信から,世界が海に沈むという情報を得たモルガンズは,空を住み処とする自分の時代だと豪語します

対してビビは,「世界が滅ぶなら…自分だけ生き残ろうとは思わない」と,モルガンズとは真逆の発言

ビビらしいばっさりとしたセリフですね

次にモルガンズは,手元に入って来た情報を読み上げます

「四皇〝黒ひげ〟VS トラファルガー・ロー!!」
「四皇〝赤髪〟VS ユースタス〝キャプテン〟キッド!!!」
「四皇〝麦わらのルフィ〟は…ベガパンク殺害!!」

ワノ国でカイドウと対峙した最悪の世代3人の現在の情報が入って来たようですね

ルフィについての情報は「ベガパンク殺害」と改ざんするつもりの様子

どうなるのでしょうか

モルガンズの新聞が報じられた後の世界情勢が大変気になりますね

モルガンズの元に集まった情報たち

チョイ見せの段階で,モルガンズの元に集まってきた情報とは何なのか,疑問でした

もしベガパンクの配信で得た情報だとすれば,全世界が知っている情報になるため,モルガンズが報じても何の意味もないものとなります

ですが今回,モルガンズの元に集まった情報とは

  • 四皇〝黒ひげ〟VS トラファルガー・ロー
  • 四皇〝赤髪〟VS ユースタス〝キャプテン〟キッド

に加え,

  • 四皇〝麦わらのルフィ〟は…ベガパンク殺害

でした

勝者島(ウィナーとう)での,黒ひげvs.ローの戦い

エルバフでのシャンクスvs.キッドの戦い

エッグヘッドの動向が入ってきているようですね

これらはベガパンクの配信で明かされた情報ではなく,読者にも明かされている情報なので,ONE PIECEの世界でモルガンズが報じることに意味がありますね

モルガンズはいくらでも改ざんできます

エッグヘッドの動向は,ルフィがベガパンクを殺害したと報じるつもりのようですね

海軍がエッグヘッドを包囲したときも,モルガンズは「麦わらのルフィがベガパンクを人質にエッグヘッドに立てこもり」と報道

ですが,これはのちに真実となり,麦わらの一味はベガパンクのサテライト「欲(ヨーク)」を人質にエッグヘッドに立てこもりました

「麦わらのルフィがベガパンク殺害」と報じられた後,これが真実となることもあり得るのでしょうか

おそらくないと思いますが,またルフィの悪名が上がってしまいますね

【1124話】〝親友〟溢れ出す黄猿の心情

【セリフ】

海兵(電伝虫)「応答せよ」

赤犬(電伝虫)「ザザ…みんなくたばったのか」

戦桃丸(小舟で島を脱出)「…」

黄猿「…」

赤犬(電伝虫)「何があった!! エッグヘッド!!」

黄猿「うるさいねェ…」

赤犬「お前が出るたァどういう事ない…」
「ボルサリーノ…!! 他のモンはどうしたんじゃ…」

黄猿「一人残らず…寝てるねェ…泡吹いて」

赤犬「どういうこっちゃ サターン聖は無事なんじゃろうのう!? 融合炉(パワープラント)は!? 脱走者は!?」

黄猿「若ェのが起きたら報告させる」

赤犬「……」
「甘ェ仕事しとりゃせんじゃろうのうボルサリーノ」

黄猿「…!!」
「オイ…サカズキ…お前さん」

赤犬「?」

黄猿「〝親友・・〟を殺した事あんのかい」

赤犬「……」

黄猿「……」

(黄猿の回想)
黄猿「頭デカイね~!! 始めまして おれは海兵ボルサリーノ」
ベガパンク「いくら出せる?」
黄猿「え?」
ベガパンク「逮捕は名目 お前らはおれの頭脳欲しいのさ」「研究費いくら出せる?」
黄猿「ぷぷ面白い男だねえ~~」
黄猿「こんな島になんのかい?」
ベガパンク「エッグヘッドと名付けるつもりじゃ」
ベガパンク「500年後の未来を作るんじゃ!! 手伝ってくれボルサリーノ」
黄猿「いやわっしはもう大将だぜ?」

黄猿「甘ェ仕事したかって……?」
「サカズキ…」

赤犬「……!!」

黄猿「疑うヒマァあんならよ!!」
「てめェの目で見に来いやクソガキ!!!」

赤犬「……!!」
「悪かったのう…兄弟」

黄猿「黙れ今更…!!」

エメトが発動したジョイボーイの覇王色の覇気により,海兵たちは全員気絶

静まり返るエッグヘッド

海には小舟に乗り,ただ一人島を後にする戦桃丸

軍艦に海軍本部から通信が入ります

その相手は,海軍元帥サカズキ

それを取るのは,エッグヘッドに進軍していた大将”黄猿”

エッグヘッドの現状を伝える黄猿に対しサカズキは,

「甘ェ仕事しとりゃせんじゃろうのうボルサリーノ」

このセリフで黄猿は,何かが切れたように次の質問をぶつけます

「オイ…サカズキ…お前さん」
「〝親友・・〟を殺した事あんのかい」

そして黄猿は,ベガパンクとの様々な思い出を回想します

ベガパンクと初めて会った時のこと

ベガパンクに加え,戦桃丸,くまと共に「エッグヘッド」の研究所の建設を手伝った記憶

そして最後に黄猿の頭に流れた映像は,ベガパンクにとどめを刺した攻撃の瞬間

黄猿のサングラスに映るのは,倒れ込むベガパンク

涙と共に怒りと悲しみが溢れ出す黄猿は,サカズキに思いをぶつけます

「疑うヒマァあんならよ!!」
「てめェの目で見に来いやクソガキ!!!」

感情を表に出さず,飄々とした雰囲気の男が,抱えていた感情を露わにしたシーンとなりました

赤犬「悪かったのう…兄弟」
黄猿「黙れ今更…!!」

エッグヘッドをあとにする戦桃丸

休暇中にもかかわらず,エッグヘッドに上陸したCP-0を迎え撃つため,セラフィムを指揮して迎え撃つこととなった戦桃丸

翌日,エッグヘッドを取り囲む海軍の軍艦からベガパンクを守るため,迎撃態勢を整える戦桃丸だったが

その戦桃丸と相対するは黄猿

任務のためベガパンクを狙う黄猿,ベガパンクに命を救われた戦桃丸,互いの正義をぶつけました

自慢のガードで受け止めた者の,光速の猛攻に耐え切れず敗北

その後は上から降って来たボニーを救ったが,自身は海軍に捕らえられてしまいます

しかし,エメトが発動したジョイボーイの覇王色の覇気が島中に響き,海兵のほとんどが気絶

そんな中,1124話にて戦桃丸は,小舟で1人,島を後にします

師匠と敵対し,恩人の命を救えなかったことから,その目には大粒の涙が浮かんでいます

戦桃丸は,この混乱に乗じて,1人でに脱走したのでしょうか

ですが,小舟には線桃丸の武器である「鉞(まさかり)」と,食料と思われる袋と樽が積まれています

そして戦桃丸の視線の先には,軍艦からこちらを見る黄猿がいます

これは,戦桃丸が単独で脱走したというより,おそらく,黄猿が逃がしたと思われます

海兵が全員気絶したことで,せめてもの情けで,弟子である親友である戦桃丸を逃がしたということだと思われます

この戦桃丸の涙にはたくさんの感情が詰まっている事でしょう

黄猿のみ無事

1122話〝イザッテトキ〟でエメトが発動したジョイボーイの覇気により,中将含む海兵のほとんどが気を失いました

ルフィとの戦闘後,軍艦で休養していた黄猿はどうなっているのか気になるところでしたが,1124話にて黄猿は無事なことが明らかとなりました

このジョイボーイの覇気は,ドリーやルフィなどの味方には敵意が向けられず,海兵のみ気絶させました

今回黄猿が気絶しなかったのは,黄猿が強いからなのか,黄猿には敵意が向けられなかったからなのかは気になるところですね

劇場版「ONE PIECE FILM RED」では,黄猿はシャンクスの覇王色の覇気を受けても意識を保っていました

ドリー曰く,ジョイボーイの覇気は「赤髪以上」とのこと

もし敵意を向けられていたとすれば,作中最強の覇気を受けて意識を保っている黄猿はさすが大将ですね

黄猿とベガパンクの出会い

今回の1124話で,数コマ描かれた黄猿の回想では,黄猿とベガパンクは初めて出会ったときのことが描かれました

黄猿「頭デカイね~!! 始めまして おれは海兵ボルサリーノ」
ベガパンク「いくら出せる?」
黄猿「え?」
ベガパンク「逮捕は名目 お前らはおれの頭脳欲しいのさ」「研究費いくら出せる?」

2人が初めて出会ったのは,ベガパンクが逮捕されてきたときでした

ベガパンクは,MADSに所属していた頃に「生物の血統因子」を発見

そしてこれを危険視した世界政府に逮捕され,研究チームは世界政府に買収されました

これは22年以上前なので,黄猿とベガパンクはこれ以来の付き合いという事ですね

ここで黄猿は「海兵ボルサリーノ」と名乗っていることから,当時はもちろん大将ではなく,一般兵だった可能性すらありますね

2人は作中でも特に長い付き合いで,深い〝親友〟であることがわかる一コマでした

「500年後の未来」はベガパンクの目標?

ベガパンクは,姿が明かされていない頃から,

「奴の科学力はすでに…これから人類が500年かけて到達する域にいると言われている」

と説明されてきました

ですのでこのころから,ベガパンクの頭脳・科学力は500年後の未来のレベルに達している事はわかっていましたが,

これはベガパンク自身が目指してきたレベルだということがわかりました

黄猿の回想でベガパンクは,

「500年後の未来を作るんじゃ!!」

と話しています

つまり,単なるベガパンクのレベルの高さを表す比喩というだけでなく,「500年後の未来」はベガパンク自身が目指し,到達したレベルということですね

なぜ500年後の未来を目指していたのでしょう

「500年後」という数字には,どのような意味があるのでしょう

もしかしたら何か秘密が隠されているかもしれないですね

黄猿と赤犬の関係性

まず,黄猿が涙ながらにサカズキに思いをぶつける際,サカズキに対して「クソガキ」と言い放っています

  • ”赤犬”サカズキ:55歳
  • ”黄猿”ボルサリーノ:58歳

なので,確かにボルサリーノからしたらサカズキは3個下になりますが,50代になってからの3個下はあまり「年下」という感じはしなそうです

ですが2人は,32年前に海軍同期入隊した時からの仲です

当時2人は

  • サカズキ:23歳
  • ボルサリーノ:26歳

この時の3歳差は,年上・年下という感じがしそうです

黄猿のセリフに対しサカズキは,

「悪かったのう…兄弟」

と返しています

30年以上前から2人は「兄と弟」のような関係性だったことを表すようなシーンとなりました

赤犬は過去の経験を思い出した?

藤虎と口喧嘩した際には,互いに意地を張っていたサカズキ

今回1124話で,黄猿の思いをぶつけられたサカズキは,珍しく「悪かった」と謝罪を口にしています

これは,自身の過去の経験を思い出したのではないでしょうか

2年前,サカズキは次期元帥の座をかけ,”青キジ”クザンと決闘を行いました

10巻の及ぶ死闘の末,サカズキは勝利し,次期元帥となったわけですが,

さすがのサカズキでも,立ち上がれない同志を手にかけることはできなかったとされています

サカズキはこの時の辛さを味わっているため,ボルサリーノが”親友”であるベガパンクを抹殺する任務を担う辛さを知っていると思われます

そのため,この任務をボルサリーノにさせてしまったこと,その任務後にデリカシーのない質問で詰めてしまったことを謝罪したのだと思われます

募らせる海軍・政府への思い

エッグヘッド編に入り黄猿は,世界政府・海軍への不信感を募らせるような描写が多くされています

まずエッグヘッド編序盤,進軍した黄猿は,自身を「社畜」と表現

その後のルフィとの戦闘も,どこか本気ではなさそうな様子が見て取れたり,

「もっと濃いサングラスをかけてくるんだった」と,「目の前の状況を受け入れたくない」という意味のセリフを吐いています

そして今回,サカズキにぶつけた

「疑うヒマァあんならよ!!」
「てめェの目で見に来いやクソガキ!!!」

というセリフには,サカズキに対してだけでなく,このような任務をさせた海軍そのもの・世界政府に対する思いが込められていると思われます

エッグヘッド編で黄猿が海軍から寝返るような展開にはなりませんでしたが,間違いなく黄猿の中にはそのような気持ちがあると思われます

これからの黄猿の動向が大変気になります

【1124話】判明!ベガパンクは全員生きている!

【セリフ】

ゾロ「静かだな…宴はやめたのか?」

フランキー「みんな一杯だけにしたそうだ」

ジンベエ「ルフィがそんなに落ち込むとはのう…」
「確かに〝目的〟は果たせんかったが…」

ゾロ「……」

(回想)
ベガパンク「私をこのエッグヘッドから連れ出してクエーサー」

フランキー「五老星 海軍大将 CP0 セラフィム 取り囲む軍艦!!」
「おれもまだ頭の整理がつかねェ程だ!! あの地獄から逃げ切れただけで奇跡だろ」

ジンベエ「全くもってそう思うが…」

ゾロ「みっともねェな あの野郎 四皇にもなって…」
「ジジイ一人死なせたくれェで」

ジンベエ「いや…おい」

リリス「はっ」パチ

ナミたち「起きた!!」

リリス「ふ~~…え?」

チョッパー「よかった!!」

ナミ「大丈夫?リリス」

サンジ「リリスちゃ~ん♡」

リリス「ん?」ピピ(左耳の機械の音)

サンジ「ーーあァここは巨人族の船の一室で…全てがでけェんだ」
「実は言いにくいんだが…ベガパンクは…」
「誰一人連れ出せなかった…!! 申し訳ないっ…!!」

リリス「……」

ナミ「アトラスがあんたを殴ったんだけど…たぶんそれ」

リリス「いいよ わかった全部今聞いた!!」

サンジ「聞いた!? 誰に」

リリス「ちょっと泣かせてくれ!!」
「うわあァ~~~ん!!!」

ウソップ「お前どの辺が悪なんだろうな」

リリス「腹減った」(ヨークと脳を切り離してるからか…)

「切り替え早っ!!」

チョッパー「そうか!! 食欲あるなら巨人がテーブルにフルーツを用意してくれてる」

ブルック「あ…食卓暗いですよ…!?」

ルフィ「くっそ~約束したのに…」
「リンゴのおっさんを助けるってよォ~…」

チョッパー「ルフィも重傷だよ…落ち込みすぎてまだぶどう5房しか食ってない…」

リリス「充分じゃろ!!!」
「そうかルフィそれで落ち込んでくれとるのか…」
「しかしええんじゃ わしも今聞いたんじゃがの」

サンジ「いや何だよさっきから今聞いたって」

リリス「さっきわしが泣いたのはみんなの死が悲しいからじゃ しかしそれはお前達の概念での話」
「実を言うとな…」
「…早い話!!」
「みんな生きておる!!!」

「えええええええ!!?」

リリス「でもお前達にしたら死んどる」

ウソップ「わからんわからん」

ナミ「オ…オバケって事!?」

リリス「何が言いたいかと言うと」
「お前達はちゃんと約束を守ってくれた」
「じゃから悲しむなルフィ!!!」

ルフィ「よ!!」

巨兵海賊団船員「〝麦わら〟!! 元気になったか!?」

ルフィ「おい巨人族の野郎共!!!」
「助けに来てくれてありがとう!!!」

船員「おう!! やる気になったか!?」
「宴をやるか!!?」
「食事を運べ~!!」
「酒を運べ!!!」

チョッパー「ゾロ!! ルフィが!!」

ゾロ「!」

船員「待ってたぜー!! 思いっきり食え!!!」

ブロギー「ガババババ!!」

ロビン「エルバフに行けばサウロが…」

チョッパー「よかったな!! ロビン」

船員「〝麦わら〟!! さっきやった乾杯はいい!!」
「ベガパンクは〝ワンピース〟を見つけた奴が世界を動かすってよ!!」
「〝海賊王〟には誰がなると思う!!?」

ルフィ「おいおれはその為に海に出たんだぞ!!」
「たとえお前らが敵でも!!」
「おれがなるに決まってんだろォ~~!!!」

「ウオオ乾杯~~!!!」

念願の巨人族の国ーー
「エルバフ」への船足を伸ばすーー

「ぎゃははは!!!」

新世界ウォーランド「エルバフ」

謎の人物「来い…」

巨人の島にて待つ者とは…

ー第1124話〝親友〟おわりー

黄猿と赤犬のやり取りから一転し,シーンは麦わらの一味と巨兵海賊団

1123話〝空白の2週間〟で意気揚々と宴を始めた一行だったが,ベガパンクを助けられなかったことでルフィは落ち込み,全員一杯だけで終わった様子

大将が五老星が取り囲む地獄から脱出できただけで奇跡だと話すジンベエとフランキーだが,ただ一人ゾロは,

「みっともねェな あの野郎 四皇にもなって…」
「ジジイ一人死なせたくれェで」

と辛らつに一言

次のコマでは,ルフィたちと共に出航した,ベガパンク悪(リリス)が目を覚まします

何やら片耳ヘッドホンのようなもののスイッチを入れ,何かを聞くリリス

そしてリリスの様子を見守っていた一味は,リリスに「他のベガパンクを連れ出すことはできなかった」と告げます

しかし次の瞬間

「いいよ わかった全部今聞いた!!」
「ちょっと泣かせてくれ!!」
「うわあァ~~~ん!!!」

と,何かを聞いたと話すリリスは,号泣し始めます

近くのテーブルでは「リンゴのおっさん(ベガパンク)」を連れ出せなかったことに落ち込み,なかなか食が進まないルフィがいます

(とはいえ巨人サイズのぶどうを5房食べている)

そんな一味にリリスは,とある事実を告げます

「さっきわしが泣いたのはみんなの死が悲しいからじゃ しかしそれはお前達の概念での話」
「実を言うとな…」
「…早い話!!」
「みんな生きておる!!!」

これを聞いた一味は驚愕し,一気にルフィは元気を取り戻します

巨兵海賊団船員たちは,待っていたとばかりに酒や料理を運び込みます

船は賑やかさを取り戻し,1人の巨人族がルフィに次の質問をします

「ベガパンクは〝ワンピース〟を見つけた奴が世界を動かすってよ!!」
「〝海賊王〟には誰がなると思う!!?」

これに対しルフィは,

「おいおれはその為に海に出たんだぞ!!」
「たとえお前らが敵でも!!」
「おれがなるに決まってんだろォ~~!!!」

と高らかに宣言!

ベガパンクに麦わらの一味に〝ワンピース〟を託しましたが,ルフィからしたらそれは当たり前のこと

麦わらの一味,巨兵海賊団に加え,ボニー,リリスも参加し,再び宴が開かれました

船はどんちゃん騒ぎのまま,巨人族の国エルバフに船足を伸ばします

そしてエルバフでは,編み笠を被り酒を飲む謎の人物が海岸で,「来い…」と呟き,ルフィたちの到着を待ちます

ー第1124話〝親友〟おわりー

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宴は一杯だけで終わっていた

前話1123話〝空白の2週間〟の最後,船で宴を始め,出航した巨兵海賊団と麦わらの一味

しかしルフィはギア5後で老化し,さらにベガパンクを助け出せなかった落ち込みから,あまり乗り気ではないような様子でした

さらにこの時点ではベガパンクは死んだと思われていたため,その中で宴をしているところが描かれるのかについては,疑問でした

ですが,フランキーのセリフで,全員1杯で終わっていたことが明かされました

尾田さんは過去に,「宴を描きたいから死者は出したくない」と話しているため,死者がいる中で宴を描くことはしたくないということですね

今回もそれに則り,この時点で死んだと思われていた人物がいる中での,わいわいとした宴を描くことはしなかったようですね

ベガパンク全員生存判明!彼らの死の定義とは

気絶した状態でルフィたちと出航した,ベガパンクリリス

1124話で目覚めた彼女は,ヘッドホンのスイッチを入れると,何かを聞きます

リリス以外のベガパンクを連れ出せなかったことを謝られるリリスですが,

「…早い話!!」
「みんな生きておる!!!」

と明かしました

  • 黄猿とサターン聖の攻撃で殺されたステラ
  • ヨークに銃撃されたシャカ
  • フロンティアドームで重傷を負ったエジソン
  • セラフィムに爆破されたピタゴラス
  • ナス寿郎を巻き込み自爆したアトラス

全員が生きているということが判明しました

ですが,ヘッドホンでなにかを聞いたリリスは号泣し,これについて,

「さっきわしが泣いたのはみんなの死が悲しいからじゃ しかしそれはお前達の概念での話」

と話しています

つまり,普通の概念での「死」は遂げているということになります

おそらく,「肉体的には死んでいる」という意味だと思われます

ですが,エッグヘッドには,ベガパンクの脳を保存する「パンクレコーズ」があります

肉体的に死んだとしても,意思・自我は残り続けるということですね

リリスの言う「みんな生きている」は,「パンクレコーズに意思が残っている」という意味だと思われます

さらにパンクレコーズにはヨークもつながっているため,世界政府も易々と破壊できる代物ではありません

皮肉ではありますが,ヨークの存在が今のベガパンクたちを生かしているということになりますね

彼らの死の定義とは何なのでしょう

物語中で言語化されることはあるのでしょうか

楽しみに待ちましょう

リリスの通信相手・方法は?

リリスの通信相手は,やはりベガパンクのステラでしょうか

どのように通信しているのでしょう

やはりヘッドホンはパンクレコーズとつながっているのでしょうか

パンクレコーズ内にステラからアトラスまでの意思があって,ヘッドホンを通じて会話ができているということでしょうか

このあたりの仕組み・構造はまだまだ明かされていませんが,だいたいこのような感じだと思われます

いずれにせよ,亡くなったかと思われたベガパンク達と意思疎通ができるのは大変うれしい事ですね

腹を空かせるリリス

目を覚ましたリリスは,「腹へった」と,空腹を訴えます

ベガパンクは,「猫(サテライト)」として自身のクローンをシャカ~ヨークまで6体生み出し,それぞれに役割を分担することで効率化していました

サテライトの中で,食う・出す・寝る「KDN(=クー・ダス・ネール)」を担っていたのはヨークでした

そのため他のベガパンクたちは,自身の仕事に集中することができていました

ですがエッグヘッド編でヨークの裏切りが発覚し,今はヨークと脳を切り離しているため,リリスはお腹が減ったようですね

リリスがお腹を空かせたのは初めてかもしれませんね

ヨークが誕生すると同時,またはそれより前にリリスは誕生しているはずなので,誕生してから腹を空かせたことがなかったかもしれません

このあたりも気になりますね

アトラスがリリスへ伝えた内容とは

1120話〝暴(アトラス)〟の,アトラスがサニー号の元に向かう直前に描かれた1コマのアトラスの回想

ここでアトラスはリリスに,

「欲(ヨーク)がおれ達を監視してる!!」
「悪(リリス) おれ達は…!!」

と声を掛けました

ここでアトラスはリリスに何を伝えたのでしょう

今回ルフィたちと出航できたベガパンクはリリスのみですが,このおかげで,ベガパンク達の生存が判明しました

ベガパンク達の生存条件が,「ベガパンクのうち誰か一人が生き残っている事」だとすれば

「欲(ヨーク)がおれ達を監視してる!!」
「悪(リリス) おれ達は…!!」
「誰か1人生き残らなければならない」

などでしょうか

ここでアトラスがリリスに伝えた内容が,ベガパンクの死の定義にも繫がってくるかもしれないですね

宴再開!ルフィの高らかな宣言

巨兵海賊団のとある船員は,元気を取り戻したルフィに次のような質問を投げかけます

「〝麦わら〟!! さっきやった乾杯はいい!!」
「ベガパンクは〝ワンピース〟を見つけた奴が世界を動かすってよ!!」
「〝海賊王〟には誰がなると思う!!?」

これに対しルフィは,次のように答えます

「おいおれはその為に海に出たんだぞ!!」
「たとえお前らが敵でも!!」
「おれがなるに決まってんだろォ~~!!!」

1124話に入り,改めてルフィが〝海賊王〟宣言をしたシーンとなりました

1巻1話の「海賊王におれはなる!!!!」と並ぶくらいのセリフですね

エルバフにて待つ者とは

1124話の最後のコマでは,エルバフで待つ謎の人物が描かれました

この人物は何者なのでしょうか

この人物は「来い」と言っていますが,これはルフィたちの乗るグレート・エイリーク号に対して言っているのでしょうか

もしそうだとすれば,ルフィたちがエルバフに向かっているというのがわかっている人物ということになります

この人物が何者なのか考えていきたいと思います

火の傷の男

ワノ国編終盤で,初めてその存在が明らかにされた「火の傷の男」

ラフテルの居場所を示す4つの「ロード歴史の本文ポーネグリフ

3つ目までは,

  • ゾウ
  • ホールケーキアイランド
  • ワノ国

に存在していることが判明しています

「火の傷の男」とは,4つ目のロード歴史の本文ポーネグリフを所持しているとされる人物です

正体についてはまだまだ分かっていませんが,「真っ黒の船」に乗っているとされており,近づくと「巨大な渦」に巻き込まれるという情報が明かされています

火の傷の男について話す黒ひげ海賊団は,「政府の人間」である可能性や,「能力者」の可能性についても言及しています

間違いなくONE PIECEの最終章においてキーマンとなる重要な人物になるため,エルバフ編に入るこのタイミングで登場してもおかしくないですね

クロッカスと酒を酌み交わしていた編笠の人物

シルエットとして最も似ているのは,扉絵「世界の甲板から」Vol.16で,クロッカスと酒を酌み交わしていた人物ですね

当時「この人物はシキではないか?」や,ワノ国編に入ってからは「河松ではないか?」など,様々な憶測が飛び交いました

しかしどの人物も,クロッカスと酒を酌み交わすような人物とは思えません

エルバフでルフィを待つ人物がこの人物であり,このタイミングで正体が明かされるかもしれません

もしかしたらロジャー海賊団の船員かもしれないですね

ヨーキ船長

上記の「クロッカスと酒を酌み交わしていた人物」と関連して,この人物の正体として今の所最も有力なのは,

ブルックの所属していた「ルンバー海賊団」の「ヨーキ船長」です

※参考
【ワンピースネタバレ】マジで分かっちゃいました。78

エルバフでヨーキ船長が待っているというのは少し考えにくいですが,候補の1人ではありますね

ヨーキ船長は,50年前ブルックたちと旅をしていた時に,病気にかかってしまい,一か八か”凪の海(カームベルト)”からグランドライン脱出を試みました

現在,ヨーキ船長が生きているかどうかは不明ですが,ぜひブルックと再会してほしいところですね

エルバフで待っているかはわかりませんが

シャンクスの旧友

ワノ国編,エルバフに滞在しているシャンクスが描かれた際,シャンクスは,

「互いに死んだと思っていた旧友と会えた」

と話しています

その後の動きを見た時には,ドリーとブロギーの事を友達と呼んでいるのかと思われましたが,「互いに死んだと思われた」という部分には当てはまりません

つまり,エルバフに別のシャンクスの旧友がいたということになります

1124話で登場した人物が,シャンクスの旧友かもしれませんね

1124話のタイトルが〝親友〟であることからしても,十分にあり得ると思います

最後までご覧いただきありがとうございます

これからも「ONE PIECE なんでも一覧」をよろしくお願いいたします

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