1103話で明かされた最新情報・ネタバレ情報などをまとめました！
※ネタバレにはご注意ください
2024年1月6日発売 週刊少年ジャンプ2024年6・7合併号掲載
【扉絵巻頭カラー】龍だらけ！
今回のジャンプは，ONE PIECEの扉絵巻頭カラー！
今年は辰年ということで，龍の姿となったモモの助がいたり，各キャラたちが「龍」にちなんだデザインの服を着ていますね！
ルフィの服には「龍」の文字，ゾロ，ナミ，ジンベエ，ヤマトの服には龍が描かれていますね。
ロビンの服には，「2024」に因んだ「24」の文字，フランキーの服にも「～GON」と見えるため，「DORAGON」と書かれていそうですね。
フランキーは髪まで龍ですね。
麦わらの一味と共に，ルフィに「仲間」と呼ばれたモモの助とヤマトが描かれているのは嬉しいですね！
2人がサニー号に乗る日は来るのでしょうか。
【ごめん ベガパンク】元凶を知ったボニー
前回の最後でくまの過去編が終わり，くまの記憶を全て見たボニーとベガパンクの会話からスタートしました。
ベガパンク「ボニー 全部見たのか」
ボニー「…みた」
ベガパンク「…参ったな くまとの約束を破ってしまった…」
（ボニー能力解除 ベガパンクに抱き着く）
ベガパンク「…おっと …」
ボニー「ごべん(ごめん) ベガパンク」
くまの記憶を見る前のボニーは，くまを変えた元凶はベガパンクと思い込み，彼を消すためにエッグヘッドに乗り込みました。
そしてベガパンクの忠告を無視してくまの記憶に触れ，くまの記憶のコピーを消滅させてしまいます。
同時に元凶はベガパンクではなかったことを知ります。
ボニーはエッグヘッドに上陸してからずっとトシトシの実の能力で大人の姿になっていました。
しかしベガパンクを前にし，緊張を解くように能力を解除して彼に謝罪します。
これまでボニーがどれだけの想いを抱えて，どれだけ気を張っていたのかがわかるシーンでした。
【くまから誕生日プレゼント】サファイアと太陽のネックレス
そしてベガパンクは，くまから預かっていた「10歳の誕生日プレゼント」をボニーへ渡します。
ボニー「なに？」
ベガパンク「くまから預かっておった10歳の誕生日プレゼント」
ボニー「お父さんから!? 嬉しい!!」
「きれい!! サファイアだ…!! 太陽のネックレス!! 大切にする!!」
くまからの誕生日プレゼントは，サファイアと太陽のネックレスでした！
「サファイア」と「太陽」は，くまがボニーを励ました・元気づけてきたものたちですね！
【サファイア】
ボニーは母の遺伝で”青玉鱗”を患い，右目下に石ができていました。
幼少期のボニーはその石を気にしていましたが，くまは「宝石」と形容し，ボニーは元気を取り戻しました。
※サファイアの和名は「蒼玉（青玉）せいぎょく」
【太陽の神】
くまは，バッカニア族に代々伝わる”太陽の神”「ニカ」に憧れていることもボニーへ教えます。
ニカは，”解放のリズム”に乗って笑顔で人々を苦悩から解放してくれる伝説の戦士であることをボニーは知りました。
ボニーの技には，「歪んだ未来〝ニカみたいな未来〟」というものもあり，ボニー自身もニカへの憧れがありそう。
プレゼントを渡したあと，
ベガパンク「お守りじゃと言うとったが…」「確かにのう…」
ボニー「？」
ベガパンク「あの小僧があんな姿になるなんて 2年前一体誰が想像した…!!」
ボニー「〝麦わら〟…お父さんの親友の子だったんだな…」
ベガパンク「うむ…お前達が一緒にここへ来て驚いた 縁とは実に奇なるもの」
ベガパンクからしたらドラゴンもくまもかなり親密な人物なので，2人の子供が一緒にエッグヘッドへ訪れたら，そりゃ驚きますよね。
【元凶】悪いのは全部こいつ
ボニーはくまの記憶に触れ，元凶はサターン聖だったことを知ります。
ベガパンク「すまんなボニー 私がしがない雇われの科学者で」
ボニー「違う!! 悪いのは全部…!! こいつだ!!!」
ボニーがサターン聖に捕まっているシーンへ戻ります。
サターン聖「海賊ジュエリー・ボニー お前の父…くまは 死んだ」
ボニー「!!!」
と，ボニーの目の前で言うサターン聖。
最悪すぎます。
【余談】
ベガパンクは自己紹介の際に「雇われのしがない科学者」と言いますが，これはかつてサターン聖に言われたセリフであることが前回判明しました。
くまを救えなかった自分の責めるような意味で言っているのかと考えられてきましたが，今回のセリフでそれが確定したような気がしますね。
【サターン聖の能力】体が動かない
サターン聖の謎の攻撃を受けたサンジやベガパンクたちは，体が動かない様子。
ボニーを助けたくても体が動かず助けられないといった感じです。
サターン聖の能力は動物系だと思われますが，攻撃の効果などを見るとただの動物系の能力ではなさそう。
体を動きを封じるという攻撃に関しては，悪魔の実の能力ではない可能性も考えられますね。
【本能の欠片】くまが向かう場所はやはり…
【くまの動きの振り返り】
くまは人格を奪われ，1か月以上前には聖地マリージョアで”無敵奴隷”として天竜人に体を弄ばれていました。
サボや軍隊長たちに救出されたのはこの時で，その後は本拠地カマバッカ王国で養生されていました。
しかしくまは，人格を失っているにもかかわらず，ひとりでに動き出し，どこかへ飛び去ってしまいました。
周りはくまの目的はわからないまま。
くまは赤い土の大陸の頂上マリージョアを飛び越え，新世界へ向かっています。
カマバッカ王国では，ドラゴンとイワンコフがくまの動きについて話します。
ドラゴン「ーーもしくまが〝本能の欠片〟で動き出したんだとしたら あいつはどこへ行くと思う？イワ」
イワンコフ「ヴァターシなら迷わずマリージョアへつっ込むけど!!」
「くまは違うわ」「やっぱり…ー」
2人の結論が出る直前でこのシーンは終わりました。
2人の間で，「くまは娘ボニーを助けに行くのではないか」という結論が出たとしたらどうでしょう。
もしかしたらドラゴンやイワンコフも，ボニーやくまに加勢するためエッグヘッドへ訪れる可能性もありますね！
物語も終盤なので，ここでルフィとドラゴンの共闘も考えられます。
【弱体化？】効かない「ニカみたいな未来!!!」
サターン聖に捕まったボニー
ボニー「殺されるくらいなら!! お前を…!!!」
「〝歪んだ未来〟〝ニカみたいな〟」
サターン聖「(ニカ!?)…!!」
ボニー「〝未来〟!!!」
ぽよん(攻撃が効かない)
ボニー「(また 弱くなってる…!! 何で!?)」
と，ボニーの〝歪んだ未来 ニカみたいな未来〟が弱体化してしまっているようで，サターン聖に攻撃が効いていません。
この技名を聞いたサターン聖は，
サターン聖「成程…奴の娘だ」「その名を知ってるのか…ーだが…」
「それが何かを知らない…(こいつの中でまだ〝ニカ〟と〝麦わら〟は繋がってない様だ…)」
「実に惜しいな…!!」
おそらくボニーは，この絶望的な状況で「ニカを信じる心」が少し薄くなってしまったと思われます。
目の前に「ヒトヒトの実 モデル”ニカ”」のルフィ本人がいるにも関わらず弱体化したボニーを見たサターン聖は，「ボニーの中でニカと麦わらは繋がっていない」と分析したのだと思われます。
【裏切り？】ルフィに飯を与える者
黄猿との戦いで力尽き，ギア5の副作用で老けてしまったルフィが，食料を求めます。
しかし周りの人物は全員サターン聖の攻撃を受けて体が動けず，誰もルフィに食料を与えることができません。
そんな中で，何者かがルフィに食料を与えます。
サターン聖「おい誰だそいつに食料を与えたのは!!」「すぐに海楼石の手錠をかけろ!!!」
海兵「え!?」
ばくばく！もぐもぐ（ルフィが次々と食べる)
海兵「捕まえろすぐに!!」
黄猿「…」(ルフィとの戦闘で力尽きて動けない)
ルフィの周りにいつの間にか食料が大量に置かれ，ルフィは手だけを動かしてバク食いしてます。
エッグヘッド編に入ってから，”黄猿”の裏切りの伏線が多く張られてきました。
親友であるベガパンクの抹殺を命じられたり，自身を「社畜」と表現したりなど。
今この場で，黄猿はサターン聖の攻撃を受けていません。
政府や海軍にあらがおうとした黄猿が，ルフィに望みをかけ，誰にも気づかれない速度で食料を置いた可能性はありますね。
ルフィが食べている様子を見ると，左端にラーメン(黄猿の好物)があるのがわかります。
【ボニーは実験体】エキスで投与されたトシトシの実
ボニー「(このジジイ年齢操作も通じねェ!! 何でだ!?)」
サターン聖「ボニー その能力は私が与えたんだ」
ボニー「え!?」
サターン聖「直接〝実〟を食えぬ赤子に〝エキス〟で能力を与えられるかの〝実験〟だった」
ボニー「成功したが不要な実だ」
ボニー「!!?」ゾクッ…
ボニーのトシトシの実の能力は，サターン聖の実験によって与えられた能力だという事が判明しました。
まだジニーとボニーがマリージョアにいたころに，赤子だったボニーへエキスを投与したのでしょう。
それからトシトシの実の能力が発現するまで数年かかっていたので，エキスによる投与の場合は能力が発現するまで時間がかかるのでしょうか。
まだ赤子だったボニーを実験体にするのは胸糞です。
トシトシの実の秘密
サターン聖のセリフで，トシトシの実の能力について明かされました。
サターン聖「その能力はいかなる未来にも変身できるが現実を知るたびに選べる未来が狭くなっていく能力」「ニカを信じたいんだな…」
ボニー「ニカはいる!! 父がお前らに従う機械になった日からお父さんを解放してもらいたくてずっと探し続けている!!」
サターン聖「もういないと思い始めている証拠が今の弱ささ…」
「バッカニア族のくだらん伝説を信じお前の父も私にこう言った…!!「ニカのように人々を救いたい」」
ここで判明したトシトシの実の能力は，
- いかなる未来にも変身できる
- 現実を知るたびに選べる未来が狭くなっていく
の2つですね。
「歪んだ未来〝ニカみたいな未来〟」で，ニカのように腕を巨大化させることができるのは，明らかにトシトシの実の能力とは言えなさそうでした。
「いかなる未来にも変身できる」というのがトシトシの実の能力だったようですね！
現在，ボニーが弱体化してしまっているのは，サターン聖に捕らえられて絶望的な状況で「ニカのようなヒーローはもういない」とどこかで思ってしまっているのかもしれません。
【全部おまえが…】ジニーに薬物実験をしたのはサターン聖
サターン聖「後に聖地の者の第8夫人となったお前の母に〝薬物実験〟をしたのも私だ…」「また副作用の青いアザが出て失敗…」
「なかなかうまくいかぬが生まれた子にも遺伝するとはな」
ボニー「…え!? 全部…おまえが…」
ベガパンク「あんたの実験!? サターン!!!」「くまの家族は…!! 〝青玉鱗〟に翻弄されたんじゃぞ!!! くまはその為に命を差し出したんじゃ!!! よくも〝取り引き〟など恩着せがましく!!!」
サターン聖「おい…私の身にもなってみろ」「〝虫ケラ〟の気持ちを理解しろというのか？不可能だ…」
ボニーの母，つまりジニーに”青玉鱗”を発症させたのもサターン聖だったことが判明。
サターン聖のジニーに対し薬物実験を行い，副作用の青いアザが出たとのこと。ジニーはそれが原因で下界へ捨てられました。
サターン聖最悪すぎです。
ジニーは奴隷ではなくあくまでも「天竜人の夫人(妻)」としてマリージョアへ連れられたのですが，夫人でもこのような薬物実験の対象となることがあるということが明らかとなりました。
天竜人は妻を妻と思っておらず，飽きたら下界へ帰すような扱いだったため，天竜人に飽きられたタイミングでこのような実験がされたのでしょうか。
ついでに娘にも悪魔の実のエキスの実験をしたのでしょう。
いずれにしても胸糞です。
【ついに到達】エッグヘッド南西にくま登場！
海兵「うわあー!!!」「何か降って来た!?」
海兵「え!? パシフィスタ!? 違う!! 掌に肉球が!!」
海兵「エッグヘッド南西の海岸に!! 元〝王下七武海〟バーソロミュー・くまが現れました!!」「島の中心へ進行中!!」「威権チップ通じず!! 止まりません!!」
サターン聖「何をバカ騒ぎを…!! くまが来る筈がない…」
ボニー「(ムリだ もう怖くて…)」（ガタガタ…）
ベガパンク「くまが？なぜ!?」
海兵「止めろ 撃って構わん」
ボニー「(何も口に出せない ねえお父さん 心が壊れそうだよ あたし…)」
海兵「撃て!!! 弾が切れるまで!!!」
ボニー「(あたしもう…このまま死んだ方が…楽かもしれない ごめんね お父さん)」
サターン聖「あァ…うるさくてかなわん クソガキめが…」
謎にカマバッカ王国を飛び出したくまが，遂にエッグヘッドへ上陸！
海兵たちは無限の砲撃でくまを止めようとしますが，一向に止まる気配はありません。
くまが現れたことにベガパンクも驚いていることから，エッグヘッドへ訪れるようなプログラムは施されていない様子。
これは本当にドラゴンたちが言っていたように〝本能の欠片〟が動き出したのかもしれません。
【怒りを放て!!】娘を救うくまの拳
サターン聖にとどめを刺されそうになるボニーのところに，ギリギリのところでくまが登場！
ボニーを守ってサターン聖の攻撃を背に受けます。
ボニー「ウ…!!」ひっく…えぐ…
海兵「頭を撃ち抜け!!!」
ボニー「(ごめんねお父さん せっかく貰った命…)」
（くま登場）
ボニー「お父さん!!!」
くま「…」バチ…バチ…
海兵「バーソロミュー・くまだァ!!!」
ボニーはサターン聖を前に，命をあきらめかけていましたが，くまの登場により間一髪救われます。
背中に受けたサターン聖の足を抜き，殴りかかろうとするところで今回の1103話は終了しました。
サターン聖の身勝手な行動で人生を狂わせられるも，ボニーのためにその怒りを心の奥に押し殺して生きてきたくま。
その怒りをここで存分に放ってほしいです。
1103話まとめは以上です！ご覧頂きありがとうございました。
これからも「ONE PIECE なんでも一覧」をよろしくお願いします。
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