※ネタバレ注意
ONE PIECE 第1134話〝フクロウの図書館〟
2024年12月23日(月)発売
週刊少年ジャンプ2025年4・5合併号掲載
- 【前話のおさらい】1133話〝褒めてほしい〟
- 【あらすじ解説・最新話ネタバレ】ワンピース1134話
- 【最新話1134話 深堀り】判明情報・考察・伏線まとめ
- 【過去のストーリーアーカイブ】ネタバレ解説まとめ
【前話のおさらい】1133話〝褒めてほしい〟
前話1133話では、エルバフの町上陸と新巨兵海賊団との出会い、ロビンとサウロの再会までのストーリーが描かれました!
前話1133話のネタバレ・あらすじ・見どころまとめ!
【1.ロビンの過去 壮絶すぎる幼少期】
- 初めて描かれたバスターコール後のロビンの動向
- 死のうとするロビン
- ロビンを生かしたサウロとオルビアの言葉
- 【マニア興奮】カネゼニー再登場
- 【判明】地図から消えてるオハラ
【2.エルバフの町上陸!】
- エルバフの「西の村」に上陸
- 【重要そう】島雲の浮力を使う〝霧船(スヴァル)〟
- 【発言】今後のリリスの居場所はエルバフ?
- 十字架にかけられるロード
- 実は傘下に入りたいロード
- 【因縁】エルバフに轟くビッグマムの討伐
【3.ロビンとサウロ ついに再会!】
- 【ルフィの仁義】エースの影響?
- 【判明】サウロは歴史の先生
- 【重要そう】戦士の泉とフクロウの図書館
- 片足を失っているサウロ
- 【再会】多すぎる当時との共通点
- 【判明】サウロの命が助かった経緯
- 【考察】サウロは22年間 何をしていた?
前話1133話のネタバレ解説・確定情報まとめはこちら!
※1133話時点の1134話展開予想はこちら
【ワンピース1134話】ネタバレ考察・展開予想!「6人目」登場?
【あらすじ解説・最新話ネタバレ】ワンピース1134話
1134話〝フクロウの図書館〟では、サウロと麦わらの一味の初対面に始まり、フクロウの図書館の内装、突如現れた謎の人物が描かれました
あらすじネタバレの概要はこちら!
- 【サウロと一味の想い】サウロと麦わらの一味の会話
- 【どこで覚えた?】ジンベエのマネ?をするルフィ
- 【エルバフの新キャラ!】新キャラ「アンジェ」「リプリー」登場
- 【エルバフの今と昔】現在のエルバフでは戦士を育てていない
- 【エルバフの神話】ルフィの”白い姿”を楽しみにしていたリプリー
- 【正体は…】ロキと会話する謎の人物「モサ公」
- 【敵か味方か】エルバフの突如現る五芒星・2人の刺客
【ネタバレ①】サウロと麦わらの一味の会話
エルバフの地にて、ついに麦わらの一味とサウロが初対面しました
ルフィはサウロに、まるでジンベエがワノ国でルフィたちに仁義を切った際の様に挨拶を始めます
「サウロのおっさん!! 昔…ウチの若ェモンが 大変世話になりやして!!
ありがとうござんす!!! おひけェなすってくれ!!」
ルフィの挨拶に、ゾロは「どこでそんなの覚えたんだ」と小さくツッコミ
一方で、サウロはそんなやり取りに大笑いします
22年前、サウロが死に際にロビンに伝えた教えが現実となり、懐かしさ・安心が入り混じります
サウロ
デレシシシ知っとるでよー!! ルフィ!! 有名人だで!!
出会えたんだでなー!! ロビン!!
ロビン
ええ サウロの言う通り 本当に出会えた!!
私なんかを本気で守ってくれる大切な仲間に
麦わらの一味
一生守るー!!!
ルフィ
えへへ いやいや勿論だ!!
心を打たれたサウロは、麦わらの一味に深く感謝を述べます
サウロ
やあしかしロビンの仲間達よ
遥々エルバフへ本当によく来てくれた
驚かせてすまんかった!!
わしは昔海兵をやっとったで
四皇のすごさはようわかる!!
ロビンを守ってくれて本当にありがとう!!
これからもよろしく頼むでよ!!
ルフィ
ししし!! 任しとけ!!!
そんな中、ホバーで飛行するリリスがサウロへ話しかけます
「おーいサウロ!! わしじゃ!!」
元気よく呼びかけるも、サウロが知るのはベガパンク本体(ステラ)のみ
リリスとは外見が全く異なるため、サウロは混乱します
「いや知らんし 何で飛んどるんだ??」
そしておもむろにジンベエは大きな箱を取り出し、リリスに差し出します
リリスはこの箱を指し、次のように説明します
ジンベエ
これか?持ってきたぞ
リリス
そうそうすまんのう!!
ジンベエ
ベガパンクの指示でエッグヘッドから運び出したが中身はなんじゃ?
リリス
これ わし!!
麦わらの一味
ベガパンクのクローン!?
リリス
ああ わしらサテライトとは仕様が違う完全再現型!!
20年前にここへ来たのはこのわしなんじゃ!!
本体が何か月も研究所を空けては政府に怪しまれるじゃろ?
さてしかし!培養液に入れ脱出はできたがそれを安全に取り出すための装置がない!!
わしゃここに住んで新しい研究所を作るつもりじゃ!!
リリスはこの箱の中身を「ベガパンク本体のクローン」と説明
さらに、中身はまだ取り出せない状態であることを明かしました
その話を聞いたボニーは期待に胸を膨らませ、父くまを助けられる可能性についてリリスに問いかけます
ボニー
リリス!!
じゃあ待ってたらあたしのお父さんも元気にしてくれる?
リリス
勿論じゃ!! ボニー
ついにくまが救われる可能性が示唆され、物語は続きます
【ネタバレ②】エルバフの歴史と今
エルバフの村では、子供たちの明るい声が響きます
子供たち
先生~!! 終わった?もう遊んでいい?
サウロ
ああすまんなお前達
もうええど協力ありがとな
アンジェ
本当はこの泉は子供達の遊び場でもあって
サウロ先生の芝居の為に静かにしてもらってたんです
そしてアンジェは丁寧に自己紹介をし「エルバフ一の図書館と学校があるので、よければ案内します」と提案
その言葉にルフィとウソップは目を輝かせ、興奮のあまり走り出します
「楽しそうな所だァ!!
〝エルバフの戦士〟の英才教育を見れんのか!?」
エルバフの子供たちの教育施設について、アンジェは続けます
アンジェ
あれがエルバフの子供達が火曜「セイウチの学校」
元国王の頼みでサウロ先生が20年前に開校したのよ
ルフィ&ウソップ
うわー楽しそう
〝戦士〟養成所だなつまり!!
一方で、サウロはロビンに図書館を案内したいと告げ、一味は各々の反応を見せます
サウロ
ほんじゃあアンジェ!! ゲルズ!!
好きな所案内してやってくれ
わしゃロビンに図書館を見せたいでよ!!
ナミ
チョッパー行こ!
チョッパー
おれ図書館の方が見たい!!
本でけーのかな!!
ブルック
私もガッコー懐かしい~~
サンジ
ナミさんはおれが守るぜ!!
フランキー
おれァこの島の〝大樹〟が気になってよ
ジンベエ
でかいのー
そのころ、ルフィたちはエルバフの悪ガキたちに追いかけられる羽目に
悪ガキたち
チビ人間だァ~~捕まえてほりょにしろー!!
ルフィ
だっひゃっひゃっひゃ!! 巨人の国だー!!!
ゾロ
斬るか?
ウソップ
やめろバカ!
悪ガキ上等 そりゃそうだよな!!
すると、しっかり者の子供たちが現れ、悪ガキたちを叱りつけます
こらーっ!! ダメよ人間ちゃん追っかけちゃ!!
「チビ人間」もダメ!!
素直に「ごめん…」と俯く悪ガキたち
しかし、子供たちの妙にお行儀の良い態度にルフィたちは違和感を抱きます
ゾロ
本当に戦士の村のガキ共か?
子供
うわー!! 〝ガキ〟とか言っちゃダメなんだぞ!?
ウソップ
おいおい調子狂うなァ!!
別におれ達「チビ人間」でもいいし…!!
お前達もいずれ海へ出て荒くれ者達と戦うんだろ!?
子供たち
戦わないよ!! 危ないじゃん!!
ウソップ
えーっ!? エルバフの戦士予備軍だろ!? お前ら
子供たち
「お前」って言わないでよ!!
そこに、何者かの声が響きます
「流行らないさ!」
その声の主は、セイウチの学校 生物の教師の「リプリー」
ルフィたちが見上げると、なんとリプリーの体の上に乗っていることに気づきました
リプリーはにこやかに言います
ショック受けてんの?
「エルバフの戦士」が世界を荒らしていたのはもう100年前だよ
「悪口」「暴力」「略奪」「戦争」…?
もうそういう時代じゃないの♡
ルフィ
え~~!!?
エルバフにおける暴力的な考えは古い考え方だと告げ、今は平和的な考えとなっていることが明かされました
この言葉に驚きを隠せないルフィたち
そこにアンジェが現れ、リプリーとアンジェはさらにエルバフの過去について語ります
リプリー
名君ハラルド王は言った!!
「戦いより他国との交易を」!!
伝統を重んじる村々の長老達とぶつかりながら
ウソップ
ハラルド王…!?
アンジェ
この国を改革しようとした偉大な国王は夢半ばで実の息子に殺されてしまったんです
しかし国は息子の即位を許さず 今エルバフに王はいないです
第1130話〝呪いの王子〟にて、ロキは父ハラルド王を殺し「伝説の悪魔の実」を食べたというエピソードが語られました
このハラルド王は「名君」であることや、長老たちとぶつかりながらも平和なエルバフを作ろうとしていた事が明かされました
【ネタバレ③】フクロウの図書館
リプリー先生が声を掛けます
ハーイ歴史の授業終わり~!!
みんなコイツらに学校案内したげな!!
子供たち
はーーい!!!
リプリーはルフィの姿を見て、少し不思議そうに問いかけます
リプリー
船長君〝白い姿〟じゃないの?
楽しみにしてたのに!!
ルフィ
あれはおれの〝自由な姿〟だ!!
リプリー
エルバフの神話にあんな姿の戦士がいるんだ
トキめいちゃった♡
あたしら最後の戦士世代だから
ワノ国の戦い後、ニカの姿での手配書が世界中に配られたため、その白い姿=ルフィの姿だと思っているのでしょう
ルフィの〝白い姿〟とエルバフの神話の関係について触れられました
一方、サウロとロビン一行は「フクロウの図書館」に到着
「そうかだいたい聞いとるか!」
サウロは22年前の出来事を語り始めます。
サウロ
わしはあの時命からがらこのエルバフにたどり着いたものよォ
学者達が命と引き換えに守ったあの文献が気がかりで
ハイルディン達に頼んでまたオハラに戻ったんだ
しっかりと生き残っとった小さな本を見てわしゃ泣いたでよ
そして図書館の扉を押し開けます
「さァロビン入るぞ その本気ィつけろよ!?」
その瞬間、ロビンの手に持つ本が急に巨大化!
チョッパーも目を丸くして驚きます
「えェ~~!?」
ロビンたちの目の前に広がるのは、まるでオハラの図書館を再現したかのような、壮大で巨大な図書館の内装
サウロは熱く語ります
デレシシシシシ!!
見ろ!! 驚いたか!?
あの時の本が全て巨人サイズ!!
持ち込んだ本がデカくなる!!
ここは不思議な「フクロウの図書館」!!
これが22年前オハラが守った文献の全てじゃて!!
一冊たりとも逃さぬ様隈なく探して持ち帰った!!
全部持ち帰った!!
チョッパー
「うおぉ~~!!!」
ロビンは無言のまま、感慨深げに立ち尽くします
彼女の心には、クローバー博士と初めて図書館に興味を持った幼い頃の思い出が蘇ります
(回想)クローバー博士
ここは世界一の図書館
本は好きか?
サウロは嬉しそうに言います
「これをお前に見せられる日が来るとは!!」
ロビンの目には、感動の涙が光ります
【ネタバレ④】ロキと謎の人物の会話
一方、物語の舞台はエルバフ冥界へと移ります
そこでは囚われの王子・ロキが電伝虫を使い、何者かと通信している様子
ロキは豪快に笑いながら語りかけます
「ああ お前もだいぶヒマなんだな!!」
静かに応じる相手
「ご迷惑でしたか?」
ロキは愉快そうに続けます
「いやァこっちもいいヒマ潰しだ
いくらでも時間があるからよ
前に話してた恐怖体験はまだ引きずってんのか?」
相手は怯えたような口調で回答
「はい 今でも思い出すと震えが止まりません…」
ロキは怒り・笑みを浮かべながら続けます
「見たことも会ったこともねえけどよ
何の因果か…お前とは長ェこと友達なんだ
おれがその現場にいたら
お前に代わってそこら一帯を廃墟にし!!
皆殺しにしてた!!!」
相手は慌てて言葉を返します
「そ…そこまでは望んでません!!」
しかしロキの調子は変わらず
「それが甘ェっつってんだよモサ公!!
いいか一度取り逃がしたバカは
再起不能にしねェと復讐に来るんだ!!」
ロキは通信相手を「モサ公」と呼んでいる様子
それ以外の情報はありません
ロキの言葉に、通信相手は静かに感謝の言葉を口に
「…!! ありがとうございます」
ロキは怪訝そうに眉をひそめます
ロキ
あァ!?
相手
そういう乱暴な言葉の裏に
あなたの優しさがあると最近気づきました
ロキの新たな一面が示唆されますが、ロキは怒りに震えます
ロキ
おいィ!! 虫唾が走る
きわめて心外だ!!!
調子にのるなよてめェ!!!
やさしさだと!? 二度と口にするな!!
相手
大きな声はおやめください
ロキ
黙れモサ公!!
錠が外れたら覚えてろよ!!!
囚われの身でありながらも絶大な威圧感を放つロキ
そして彼と不思議な関係性を築いている謎の存在が浮かび上がりました
【ネタバレ⑤】突如エルバフに現れたのはシャンクス…?
第1134話は、衝撃のシーンで幕を閉じました
エルバフの城に発生する
ーー禍々しい黒い稲妻
鋭い閃光が夜空を割り、城の中心に荒々しく落雷
一方 西の村では、麦わらの一味と巨人族が宴を繰り広げ、城の異変に気付く者はいない様子
城の床には怪しい五芒星の魔法陣が浮かび上がっています
その輝きは、エッグヘッドで五老星が現れた時のものとまったく同じもの
魔法陣から湧き出る闇は形を帯び、2つの影が姿を現します
彼らは全身を黒いマントで覆います
1人目の人物は口と鼻が覆われ、うつろに目の前を見つめる様子はどこか無機質な冷たさを宿す女性
そしてもう1人――
それは、まさに「赤髪のシャンクス」と瓜二つの男
この2人は何者なのか?
なぜエルバフの地に現れたのか?
彼らはルフィたちの前に立ちはだかる エルバフ編のボスなのか
ーーそれともさらなる厄災の引き金か
多くの謎が交錯する中、第1134話の幕は静かに、しかし激しく降ろします
ー第1134話〝フクロウの図書館〟おわりー
【最新話1134話 深堀り】判明情報・考察・伏線まとめ
【仁義の切り方】ジンベエのマネするルフィ
1134話冒頭、サウロに挨拶したルフィ
その話し方は、まるでワノ国でジンベエが一味加入の際の口上の様でした
【1134話のルフィの挨拶】
「サウロのおっさん!! 昔…ウチの若ェモンが 大変世話になりやして!!
ありがとうござんす!!! おひけェなすってくれ!!」
【976話(ワノ国編)のジンベエの口上】
「…どちらさんも お控えなすって!!!
手前生国と発しますは海底の国リュウグウ王国魚人街
方々のお兄いさんとお姐えさん方に厄介をかけながら
この度〝麦わら〟の親分さんに盃を頂く
駆け出し者にござんす!!
人呼んで〝海侠のジンベエ〟!!!
以後面体お見知りおきの上 よろしくお頼み申します!!!」
ルフィはこの時のジンベエの登場をかっこいいと思ったのかもしれないですね!
ルフィのセリフは「お控えなすって」ではなく「おひけェなすってくれ」となっています
ひらがなになっていて 且つ微妙にセリフが違うのは「意味はわかっていないけどなんとなくカッコいいから真似している」ということを意味しているのでしょう
前話1133話〝褒めてほしい〟でもルフィは、エースに影響を受けているようなセリフを発しました
「いいかロビン 船長っていうのは船員が世話になった奴にはちゃんと挨拶するもんなんだ」
エースは幼少の頃、弟ルフィが世話になった海賊”赤髪のシャンクス”に挨拶に行くため、敬語の勉強に励みました
「自分の部下がお世話になった者には挨拶に行く」という考えは、兄エースの影響を受けていると思われます
1133~1134話を通して、ルフィは、エース&ジンベエの影響を受けている様子が描かれました
エルバフ編は、これまでの冒険でルフィが学んできたことがたくさん発揮される章になりそうですね!
ベガパンクのクローン登場
最新1134話では、ベガパンク本体の「完全再現型」クローンの存在が明らかとされました
つまり、本人ではないものの身体・記憶・意思がベガパンクと完全一致する存在が誕生するということです
これは「ベガパンクの生き返り」と何か差はあるのでしょうか
エッグヘッド編終盤の第1125話、ここでつけられたタイトルは「何をもって死とするか」でした
しかし1125話中でこの答えが明示されることはなく、その後も明示されることはありませんでした
今回、ベガパンクと完全一致するクローンの存在が明かされたのは、この命題の答えはまだ導き出されていないということを意味していると思われます
これから完全再現型のベガパンクが誕生する展開になると思われますが、そのとき我々読者やルフィたちはどのような感情になるでしょう
嬉しいですが、やや複雑な・何とも言い表せられない感情が混ざるのではないでしょうか
特に我々読者は、エッグヘッドで親友ベガパンクの殺さなければならずに葛藤する黄猿、任務終了後に号泣する黄猿を見ています↓
【親友を手にかけ、任務後に感情を爆発させる黄猿】
ベガパンクの完全再現型クローンの存在が明かされたことで、再び読者に「何をもって死とするか」という命題がぶつけられることになるでしょう
時系列・新事実判明!
今回のリリスのセリフで、新たな時系列・新事実が判明!
「20年前にここへ来たのはこのわしなんじゃ!!」
このセリフから、以下の2つの事実が判明しました
判明事実まとめ | |
【判明ポイント①】 | エルバフに訪れたのは20年前 |
【判明ポイント②】 | 20年前の時点で完全再現型クローンは完成していた |
当時の時系列をまとめると以下のようになります
【当時の時系列】
22年前:オハラにバスターコール
↓
サウロがオハラにたどり着く
↓
サウロがハイルディンたちを率いてオハラの文献を回収
↓
20年前:ベガパンク完全再現型クローンがエルバフに訪れ、全ての文献の内容を取得
(同時期にサウロがセイウチの学校を開校)
くまが元に戻る可能性 示唆
今回ついに、くまが助かる可能性について示唆されました!
ボニー
リリス!!
じゃあ待ってたらあたしのお父さんも元気にしてくれる?
リリス
勿論じゃ!! ボニー
ベガパンクの完全再現型クローンの技術で、くまが元通りになる可能性が示唆されました
ついにくまが報われる日も近いのではないでしょうか
くまの歴史のまとめはこちらです
【くまの歴史まとめ】
47年前(0歳)
ソルベ王国に誕生
↓
43年前(4歳)
家族諸共天竜人の奴隷となる
↓
38年前(9歳)
ゴッドバレーでニキュニキュの実の能力を得る
イワンコフやジニーらと脱出し、ジニーと2人で暮らし始める
↓
22年前(25歳)
ドラゴン、イワンコフと共に革命軍を結成
↓
14年前(33歳)
ジニーが攫われる
↓
12年前(35歳)
ジニーが死亡
ボニーを育てる
↓
7年前(40歳)
ボニーが青玉鱗を発症
↓
6年前(41歳)
一人革命を起こす
ソルベ王国国王に即位
↓
6~5年前
元国王を返り討ちにして賞金首に
世界中を回って青玉鱗の治療法を探す
↓
4年前(43歳)
ボニーを連れてベガパンクの元へ訪れる
サターン聖に「七武海への加入」「人格を失って人間兵器となる事」の契約を結ばせられる
↓
3年前(44歳)
フーシャ村に訪れルフィを視察
↓
2年前(45歳) シャボンディ諸島編
シャボンディ諸島で麦わらの一味を逃がす
サターン聖との契約通り完全に人格を失う
頂上戦争に参戦
↓
0~2年前
シャボンディ諸島のサニー号を守り抜く
↓
0年前(47歳)
フランキーにサニー号を明け渡す
天竜人の無敵奴隷となる
↓
1か月以上前
革命軍軍隊長により奪還される
↓
0年前 エッグヘッド編
エッグヘッドへ飛び立ち、ボニーのピンチを救出
ボニーらとエッグヘッド脱出
↓
0年前 エルバフ編
エルバフに到着
くまはONE PIECEの物語でも屈指の壮絶な過去を持ちます
そしてエッグヘッド編が終わっても、まだくまが助かるルートは見せませんでした
それが1134話のセリフで、嬉しい可能性が浮かび上がりました
また、このクローンは20年以上前に作られていたので、くまの人格が失う時点で既にベガパンクは対策は打っていたのでしょう
(しかし、だとしたらベガパンクがあれだけ号泣していたのは説明がつきません)
まだまだ謎や今後の展開が完全に判明したわけではないですが、今後の展開を待ちましょう!
リリスの次の拠点はエルバフ!
最新1134話のセリフで、リリスの今後の研究拠点はエルバフになることが判明!
「わしゃここに住んで新しい研究所を作るつもりじゃ!!」
おおよその予想通りですね
前話1133話でも、リリスはエルバフの環境に大きな期待を寄せていました
1133話では、空飛ぶ方舟「霧船(スヴァル)」が登場しました
それを見たリリスは以下のセリフを発しました
おそらくエルバフの環境は、ベガパンクが求めていたような理想の研究環境に近い様子
1133話の時点で、エルバフの環境に期待を寄せていることがわかりましたが、最新1134話のセリフで、リリスの中でエルバフを拠点にしたいと考えていることが確定しました
【新キャラ】サウロの助手”アンジェ”
1133話で、サウロが倒れたことを報告した巨人族の女性
彼女はサウロの助手で、名前は「アンジェ」
【アンジェ】
<わかっている情報>
■初登場:1131話〝冥界のロキ〟
■名前:アンジェ
■役職:フクロウの図書館 司書、サウロの助手
これまでの巨人族のキャラとは少し違うタッチのキャラデザですね
エルバフということで、北欧周りで「アンジェ」という単語があるのか調べました
すると「アンジェ」というインテリア・北欧雑貨のオンラインショップが見つかりました
今回登場したアンジェと関係あるのでしょうか
(関係なさそうですがどうでしょう…)
【学校】セイウチの学校
最新1134話では、エルバフの子供たちが通う学校「セイウチの学校」が登場しました
前回登場した「フクロウの図書館」に続き、動物名の入る建物ですね
エルバフの特に教育関係の建物は動物名が入る決まりなのでしょうか
フクロウの図書館の「フクロウ」は、各神話で「知恵のシンボル」として扱われていることがおそらく由来でしょう
セイウチは北欧を代表するような動物ですが、それが理由なのでしょうか
(もっと深い理由がありそうなのですが、わかりませんでした…)
【伏線】ブルックは元教師?
セイウチの学校について説明された際の、ブルックのセリフが気になります
「私もガッコー懐かしい~~」
ブルックが学校を懐かしむような過去はまだ明かされていません
ブルックはルンバー海賊団の前、ウエストブルーのとある王国の護衛戦団長を務めていました
この関連で学校に通っていたか、教師をしていたか…でしょうか
これが伏線だとしても、このタイミングでこの伏線が張られたのも気になります
エルバフ編に入り、
- 一味の中ではウソップに注目が集まりそう
- ロビンとサウロの再会
- 新巨兵海賊団の活躍
などの考察・予想がされている中、ブルックの過去について今 伏線を張ったのも気になりますね
もしかしたら予想もしないタイミングでブルックの過去が明かされるかもしれません
今後の展開を待ちましょう!
ブルックの歴史概要はこちらです
【ブルックの歴史概要】
?年前(?歳)
ウエストブルーのとある王国の護衛戦団長となる
↓
?年前(?歳)
護衛団長をやめてルンバー海賊団に加入
↓
52年前(48歳)
ラブーンと出会う
グランドライン入り
(3か月後)3300万ベリーの賞金首となる
ルンバー海賊団壊滅
↓
51年前(49歳)
ヨミヨミの実の能力で蘇る
1人で海をさまよい続ける
↓
7年前(83歳)
スリラーバークへ迷い込み,モリアに影を取られる
↓
2年前(88歳) スリラーバーク編
麦わらの一味と出会う
共闘してモリアを撃破
麦わらの一味加入
↓
0年前(90歳)
2年間の修業を経て一味と再会
新しい手配書が発行される
↓
ドレスローザ編
懸賞金が8300万ベリーに更新
↓
ワノ国編
懸賞金が3億8300万ベリーに更新
↓
現在
エッグヘッドを経てエルバフに上陸
【生物教師】リプリー登場!
セイウチの学校 生物の教師「リプリー」が登場!
「リプリー」という名は、1132話〝エルバフの冒険〟で登場しました
【1132話あらすじ】
海岸でドリブロ船長と麦わらの一味の到着を待つ少年・コロン
ドリブロが酒場に寄らずに直接 陽界に向かうことを知ったコロンは、それを酒場の女性店主(おそらく母)に伝えます
そして女性店主は次のように伝え、コロンに包みを渡します
「あんたも陽界に行くんならコレ リプリーの大好物♡
父ちゃんの好物も少しね!」
おそらくこの女性店主のセリフから、リプリーはコロンの姉か、親戚のような関係だと思われます
最新1134話のセリフから、リプリーは「反面教師」とのこと
子供たちには礼儀正しい言葉遣いを教えながら、自身は「ガキども」や「お前」という言葉を使用
また、リプリーはルフィの〝白い姿〟を楽しみにしていた様子
現在エルバフの子供達に戦闘は教えておらず、リプリーは「最後の戦士世代」となります
そのため特に、エルバフの神話に登場する神の姿のルフィに興味を持ったということですね
今後の展開、リプリーの活躍に期待しましょう!
【リプリー】
<わかっている情報>
■初登場:1134話〝フクロウの図書館〟
※名前は1132話〝エルバフの冒険〟
■名前:リプリー
■組織・役職:セイウチの学校/生物の教師
【政府の侵食?】名君ハラルド王のカルメルに似た思想
最新1134話では、ハラルド王は名君であったことが語られました
【リプリーのセリフ】
名君ハラルド王は言った!!
「戦いより他国との貿易を」!!
伝統を重んじる村々の長老達とぶつかりながら
【アンジェのセリフ】
この国を改革しようとした偉大な国王は
夢半ばで実の息子に殺されてしまったんです
第1130話〝呪いの王子〟でその名前が判明し、実の息子ロキに殺されたという過去が明かされたハラルド王
真実はまだわかりませんが、少なくとも現在のエルバフの国内では、ハラルド王は「名君」とされていることがわかりました
また、ハラルド王は「戦いより他国との貿易を」という考えを推進し、現在の平和なエルバフの基盤を作ったこのこと
しかしエルバフは「エルバフの神が戦いの審判を下す」という伝統があるほど、戦闘の文化が根強い国です
エルバフのこのような文化は、ハラルド王の進める考えと真反対ですね
そのため、戦いの文化を重んじてきた長老たちとハラルド王がぶつかるのは自明
この改革でぶつかった長老達とは、ヤルルやヨルルなどのことだと思われます
それでも今のエルバフにこの考えを根付かせ、「名君」とまで呼ばれるようになっているため、ハラルド王の手腕が伺えます
【カルメルの思想との一致】
【2人の思想】 | |
ハラルド王 | 戦いより他国との貿易を |
マザー・カルメル | 略奪より交易 |
ハラルドの「戦いより他国との貿易を」という考えは、カルメルが説いた考えと似ています
当時カルメルは、羊の家のマザーを務めながら、裏では政府と通じて子供達を売り飛ばす「みなし子売り」をしていました
つまりカルメルの「略奪より交易」という考えは、エルバフを政府の支配下に置くための第一歩とも考えられます
その考えを推し進めたハラルド王は、もしかしたら政府の手先だったかもしれません
ローラとの回想シーンであれだけ一途だったロキが、実父であるハラルド王を殺した理由にも繋がりそうです
惚れた相手(ローラ)に一輪の花を渡すロキ | ハラルド王を殺して幽閉されているロキ |
本当にハラルド王は名君だったのでしょうか
また、最新1134話の最後、2人の人物が魔法陣でエルバフへ来れたことにも関係してくるかもしれません…
※後述します(「【”ある男” 登場】現れたのはまさかのシャンクス…?」の欄にて)
【伏線】ウソップはハラルド王を知っている?
ハラルド王の名を聞いたウソップの反応が気になります
ウソップはその名に対して、
「ハラルド王…!?」
という反応を見せました
まず、「ハラルド王」という言葉を初めて聞いたような反応には見えません
初めて聞く人の名前だとしたら「ハラルド王?」などが適切でしょう
しかし今回のウソップの反応は、「あのハラルド王!?」というニュアンスに見えます
一味の中でも特にエルバフへの憧れが強いウソップなので、元国王ハラルドを知っていてもおかしくありません
さらに引っかかるのは、このウソップの反応を読み解くと、ハラルド王が名君とは思えないことです
もしウソップがハラルド王を名君として認知していたら、「あのハラルド王か!」といった反応になるでしょう
しかし今回の反応は、「あのイカれたハラルド王か…!?」という反応に見えます
この直前にリプリーがハラルドを「名君」として紹介しているため、自身の知識とのズレにも驚いた可能性もあります
エルバフ最後の戦士世代
リプリーによると、彼女らはエルバフの「最後の戦士世代」とのこと
ビッグ・マムの過去編では63年前の時点で、ハイルディンは戦士となる為の修業を積んでいました
おそらく新巨兵海賊団のハイルディンらも最後の戦士世代でしょう
リプリーも彼らと同世代、もしくはちょい下くらいに見えるので、エルバフで戦士の育成を行っていたのは60~50年前までだと思われます
他の最後の戦士世代のキャラもどれくらいいるのか気になりますね
おそらく最後の戦士世代のキャラたち | |
【役職】 | 【キャラ名】 |
新巨兵海賊団 船長 | ハイルディン |
新巨兵海賊団 船大工 | スタンセン |
新巨兵海賊団 船医 | ゲルズ |
新巨兵海賊団 コック | ゴールドバーグ |
新巨兵海賊団 航海士 | ロード |
セイウチの学校 生物の教師 | リプリー |
【判明】バスターコール後のサウロの動き
最新1134話のセリフで、22年前のオハラへのバスターコール後のサウロの動きがより明らかになりました
エッグヘッド編では、全身を包帯で巻いた男(サウロ)が巨人族を率いて湖の文献を引き上げていたというエピソードが語られました
この時点では、当時のサウロの動きの時系列は次のように考えられていました
クザンに凍らされる
↓
氷が解けて助かる
↓
全身にやけどを負うが、ハイルディンらに助けられる
↓
ハイルディンたちに連れられエルバフに上陸
ですが、今回のサウロの説明は以下の通り
「わしはあの時 命からがら
このエルバフにたどり着いたものよォ
あの文献が気がかりで
ハイルディン達に頼んでまたオハラに戻ったんだ」
つまり整理すると、次のような時系列になります
クザンに凍らされる
↓
氷が解けて助かる
↓
全身にやけどを負い、エルバフへ辿りつく
↓
ハイルディンらと再びオハラへ
当時サウロは全身にやけどを負いながら、西の海のオハラから、グランドライン後半のエルバフまで1人で到達したということになります
これはかなり厳しそうなので、ハイルディンたちが冒険中にオハラに立ち寄り、サウロと出会ってエルバフへ招待したのかと思われましたが、そういうわけではありませんでした
サウロの生命力が高かったのか、手助けをしてくれた人物がいるのかは不明
サウロをエルバフで登場させるためというメタ的な見方もできますが、秘密がある可能性も隠されています
【まるでオハラ】全ての本が巨大化する「フクロウの図書館」
最新1134話では、サウロがロビンに見せたがっていた「フクロウの図書館」の詳細が描かれました
ロビンが幼少期を過ごしたオハラの「全知の樹」の図書館を思わせる内装で、ロビンは涙を浮かべます
この図書館はなんと、持ち込んだ瞬間に本が大きくなるという特性を持ちます
そのため、サウロがオハラで回収した全ての文献は巨人族サイズとなっています
ロビンが持っていた本も、フクロウの図書館に入った瞬間に巨大化しました
しかしロビンなどの人は巨大化せず、ただ「本」だけが巨大化しています
謎に包まれた施設ですね
ここまでで判明している「フクロウの図書館」の特徴はこちらです
【フクロウの図書館 特徴まとめ】 | |
特徴① | 持ち込んだ本だけが巨大化する |
特徴② | 戦士の泉の畔に位置する |
特徴③ | 下には学校がある |
本が巨大化する仕組みとは?
フクロウの図書館に持ち込んだ本が巨大化するのは、どのような仕組みなのでしょう
考えられる理由について考えてみました
【本が巨大化する理由】 | |
考察① | 悪魔の実の能力 |
考察② | フクロウの特殊能力 |
考察③ | ONE PIECE特有の当たり前かのような異常現象 |
【考察① 悪魔の実の能力】
まず1つ目に考えられるのは、「悪魔の実」の能力です
作者の尾田さんは過去に、「ONE PIECEでのファンタジー要素は全て悪魔の実に起因するもののみ」という話をしていました
つまり、ONE PIECEで発生する日常では起こり得ない現象は、全て悪魔の実の能力によるものということです
本が巨大化するという日常では起こり得ない現象の仕組みとして、真っ先に思い浮かぶのは悪魔の実の能力でしょう
これができそうな能力としては、黒ひげ海賊団サンファン・ウルフの「デカデカの実」、ビッグ・マム海賊団シャーロット・モンドールの「ブクブクの実」などがありますね
〝デカデカの実〟
サンファン・ウルフ
※画像はタッチで拡大
〝ブクブクの実〟
シャーロット・モンドール
【考察② フクロウの特殊能力】
フクロウの図書館の木には、大きなフクロウが止まっています
(本物のフクロウなのか置き物なのかはまだ不明です)
このフクロウの特殊能力、または悪魔の実の能力も考えられる仕組みの一つですね
このフクロウが巨大化させたいと思ったものだけ巨大化させられるという能力も考えられます
隣に椅子が置かれているので、司書アンジェの他にこの図書館を支配する人物がいて、その人物による能力の可能性もあります
【考察③ 当たり前に描かれる異常現象】
ONE PIECEでは度々、「理屈ではなくこういうもの!」という雰囲気で現実とは異なる現象が描かれることがあります
例1:エルバフ編の〝太陽石(ペインター)〟による「渡れる虹」がそうですね
ペインターが虹を作り出せる原理、虹の上を渡れる原理については説明されておらず、今後も説明されることはないでしょう
「これはこういうもの!」というONE PIECE特有の要素ですね
例2:ワノ国編で描かれた「飛ぶトリケラトプス」もそうですね
もちろん本来の恐竜は飛ぶことはありませんが、ONE PIECEオリジナルの要素としてが付け加えられています
「フクロウの図書館」で本が大きくなる仕組みも、理屈が用意されていないONE PIECEオリジナルの要素である可能性もありますね
(描き方的に仕組みを隠していそうなので、ちゃんと仕組みは用意されてると思います)
今後の展開を待ちましょう!
【初登場】雪電伝虫
最新1134話では、新たなで電伝虫「雪電伝虫」が登場しました
雪電伝虫は「防寒音声認識型」というタイプ
寒いところでも通常通り作用する電伝虫なのでしょう
「音声認識型」で、手も縛られているロキでも話せているため、話したら勝手に認識されて相手と喋れるのがこの雪電伝虫の特徴なのでしょう
カタツムリなのに羽毛で覆われたフサフサの体ですが、これは「モサ公」の見た目が反映されているだけなのか、雪電伝虫の見た目なのかは不明です
モサ公が呼び名の通りモサモサの見た目の可能性もあります
【考察】ロキと話す「モサ公」の正体
最新1134話でロキと会話する人物は何者なのでしょう
ロキはこの人物を「モサ公」と呼んでいます
ロキとモサ公の会話から、2人の関係性やモサ公の特徴についてまとめていきます
【1.モサ公は過去に恐怖体験を味わった】
ロキ
前に話してた恐怖体験はまだ引きずってんのか?
モサ公
今でも思い出すと震えが止まりません…
~~
ロキ
おれがその現場にいたら
お前に代わってそこら一帯を廃墟にし!!
皆殺しにしてた!!!
~~
いいか一度取り逃がしたバカは
再起不能にしねェと復讐に来るんだ!!
以上のセリフから、モサ公は過去に恐怖体験を味わったことがわかり、付随して次の要素も判明・推察できます
- 「おれがその現場にいたら~」というセリフから
→起きた場所はエルバフではない - 「一度取り逃がしたバカ」というセリフから
→相手には逃げられている
【2.見たことも会ったこともないが長い間友達】
ロキ
見たことも会ったこともねえけどよ
何の因果か…お前とは長ェこと友達なんだ
ロキとモサ公の2人についての関係性について
- 長い間友達
- 見たことも会ったこともない
とのこと
友達でありながら会ったことがないとは、不思議な関係性です
ロキが冥界に幽閉されたのは6年前なので、当時から友達だとしたらだいぶ長いですね
しかし会ったことがないとのことなので、2人は電伝虫越しにしか話したことがないのでしょう
2人がどのように知り合ったのか、なぜ友達でいるのか非常に気になります
【3.モサ公はロキの優しい一面に気づいている】
モサ公
そういう乱暴な言葉の裏に
あなたの優しさがあると最近気づきました
ロキ
おいィ!! 虫唾が走る
きわめて心外だ!!!
調子にのるなよてめェ!!!
やさしさだと!? 二度と口にするな!!
モサ公はロキの優しさに気づいており、さらにロキは優しいと言われるのが嫌な様子
やはりロキは「実はいい奴」なのでしょう
モサ公は「最近気づきました」と言っているので、長い間友達でありながら最近まではロキを「乱暴な奴」だと思っていたことになります
2人がなぜここまで連絡を取り続け、どのように友達となったのか理由が隠されていそうです
【4.モサ公はかなり丁寧な喋り方】
- ご迷惑でしたか?
- …!! ありがとうございます
- 大きな声はおやめください
など
モサ公は終始かなり丁寧な口調でロキと話していました
まるで執事の様な話し方です
過去の恐怖体験を思い出すと今でも震えるとのことなので、海兵や海賊などではなく市民の可能性が高そうですね
また、ここからモサ公がどのような身分なのか推察できそうです
現時点で考察されているモサ公の正体の候補のまとめはこちらです
【モサ公の正体 候補まとめ】 | ||
キャラ名 | 理由 | |
候補① | ヤルル | モサモサのヒゲを持つ |
候補② | イエティCOOLBROTHERS | モサモサの体 |
候補③ | ガイモン | モサモサの頭 |
候補④ | ビンズ(FILM Z) | モサモサの実の能力者 |
候補⑤ | アンジェ | 雪電伝虫の目が女性ぽい 意外と怪しそうな新キャラ |
候補⑥ | マクロ | 笑い方「モハモハ」 |
候補⑦ | 神の騎士団関係 | 最後の登場した者達との関係 |
候補⑧ | コビー | 丁寧な口調 ロッキポート事件 |
候補⑨ | メリー | 執事のような口調 |
候補⑩ | ヤメナハーレ | 執事のような口調 |
【ロキの人柄】やはりロキは味方になる?
第1130話〝呪いの王子〟で初登場し、「呪いの王子」と呼ばれるほど忌み嫌われており、悪事の限りを尽くしたことが明かされたロキ
ルフィと対面した際に大迫力で描かれた姿も、まさに巨人族の「大悪党」という印象でした
その後1131話で描かれたルフィとのやり取りでも、
- 人間族を見下す姿勢
- 自分の実力を誇示
- 四皇シャンクスを裏でディスる
などの要素が描かれました
当時から「本当にロキは悪役なのか?」という疑問はあったものの、描写だけを見たら完全な悪役ムーブでした
しかし今回モサ公との会話で、ロキには優しい一面があるかのようなことが示唆されました
モサ公
そういう乱暴な言葉の裏に
あなたの優しさがあると最近気づきました
やはりロキは「良い奴」な可能性が高そうですね
実際、ロキがシルエットで描かれた「ホールケーキアイランド編」での過去エピソードでは、ローラに惚れて一輪の花を渡すという健気な様子が描かれました
ローラに惚れ、一輪の花を渡すロキ
ロキが実は悪党ではなく、優しい・健気な人物なのであれば、今後ロキがルフィたちの味方として動くということも考えられます
ロキとルフィは、現在何かしらの「約束」を交わしていることがわかっており、その内容はおそらく「ロキの解放」だと考察されています
→こちら
ロキの解放は、エルバフの者達からしたらデメリットしかありませんが、ロキの本当の人間性・目的などを知れば「実は良い奴」と認められるでしょう
そうなればかなりの強力な味方となりますね!
そして、もしロキが良い奴だったときに気になるのは、これまで悪事の数々
ここまで以下のことが判明しています
- 悪の限りを尽くし数年前から「磔の刑」に処されている
- 父ハラルドを殺害
- エルバフの王家に代々伝わる〝伝説の悪魔の実〟を食べた
- 〝呪いの王子〟と呼ばれている
特に気になるのは、実父であるハラルド王の殺害
これには、何か裏がある可能性が高いです
現在では「名君」と呼ばれているハラルド王ですが、本当に名君だったのでしょうか
裏で何者かとつながっていて、それに気づいたロキがエルバフを守るために動いたという可能性もあります
今後ロキは味方になってくれるのか、非常に気になります
【”ある男” 登場】現れたのはまさかのシャンクス…?
最新1134話は、衝撃の結末で幕を閉じました
エルバフの城に突如、人知れず現れた2人の人物
1人は鼻と口を隠した女性、そしてもう一方は赤髪のシャンクスと瓜二つの人物
彼らは何者なのでしょう
彼らはおそらく「神の騎士団」、シャンクスと瓜二つの人物はシャンクスの双子でしょう
【1.魔法陣のデザイン】
まず、2人が登場した際の魔法陣は、エッグヘッドで五老星が登場した際の魔法陣と一致します
【最新1134話】
唯一の相違点は、魔法陣に書かれた数字の有無です
五老星の魔法陣には数字が描かれ、サターン聖の魔法陣には「5」と刻まれていました
しかし今回2人が登場した魔法陣には、何も書かれていません
この魔法陣でのワープは、彼らの能力なのかイム様の能力なのか不明ですが、五老星や神の騎士団あたりの者達しか使えない能力なのか確定でしょう
【2.シャンクス2人説】
これまでONE PIECEの読者の間では、「シャンクスは2人いるのではないか?」「双子(または兄弟)なのではないか?」と考察されてきました
物語が大きく動く場面での登場が多かったシャンクスですが、読者を大きく驚かせたのは、以下のシーン
世界会議編の第907話〝虚の玉座〟にて、シャンクスが五老星と対面するシーン
海賊であるはずのシャンクスがなぜ、マリージョアの敷地内に入り、さらに世界政府最高権力者の五老星と対面できているのか
五老星の「君だから時間を取った」というセリフの真意とは
このシーンだけで、様々な新たな謎が生まれました
そして最も注目されたのは、シャンクスの左目に傷が描かれていない点
ここから「シャンクス2人説」は大きく現実味を帯びました
【3.シャンクスの双子の存在】
シャンクスの双子(または兄弟)の存在が噂されるようになったのは、第1096話〝くまちー〟でのガーリング聖のセリフ
ここでは、くまの過去編の中でゴッドバレー事件の一部が描かれました
ゴッドバレーで行われた先住民一掃大会に参戦したガーリング聖は、次のようなセリフを発しました
「見ていろ 子供達…」
「達」とついていることで、ガーリング聖には複数の子供がいるのではないかと考察されるようになりました
そしてこの「ゴッドバレー事件」のあと、ロジャー海賊団は奪った宝箱の中からシャンクスを発見し、育てるに至りました
ガーリング聖は子供1人(シャンクス)をロジャー海賊団に奪われ、奪われなかった1人を神の騎士団に入団させたのでしょう
- 907話で五老星と対面していたシャンクス
- 最新1134話でエルバフに登場したシャンクス
以上のシャンクスは1話から登場しているシャンクスではなく、ゴッドバレー事件で生き別れたシャンクスの双子だと考えられます
【4.ハラルド王との繋がり】
今回2人が登場した魔法陣について、まだまだ謎は多いですが、次のようなことが考えられます
まずサターン聖は、エッグヘッドまでわざわざ軍艦に同行して進軍しました
そして他の五老星を呼ぶ際「呼ぶぞ」と声をかけ、4つの魔法陣を展開して呼び出しました
つまり、
- 一度行ったことがないといけない
- または現地の者に呼び出される必要がある
などの可能性が考えられます
今回登場した神の騎士団の2人ももし呼び出されたのであれば、誰が呼び出したのでしょうか
2人が降り立ったこの城には、ハラルド王の遺体が保管されている可能性があります
最新1134話で、ロキは「実は優しい人物」という可能性が浮かび上がりました
もしそうだとすれば、ロキが殺した実父ハラルド王が悪だくみをしていた可能性があり、それこそが「神の騎士団との癒着」ではないでしょうか
城にハラルド王の遺体が保管されていることで、神の騎士団はそこに魔法陣を展開でき、いつでも出入りすることができるのではないでしょうか
ロキやハラルド王の過去、シャンクスと瓜二つの人物の正体が今後明かされると思われます
今後の展開を待ちましょう
最後までご覧いただきありがとうございます
「ONE PIECE なんでも一覧」をよろしくお願いします
今話掲載元
週刊少年ジャンプ2025年4・5合併号/ONE PIECE 第1134話/集英社
ONE PIECE公式サイト
ONE PIECE.com(ワンピース ドットコム)
【過去のストーリーアーカイブ】ネタバレ解説まとめ
巻百十以降
- 【1135話】〝友の盃〟
- 【1134話】〝フクロウの図書館〟
- 【1133話】〝褒めてほしい〟
- 【1132話】〝エルバフの冒険〟
- 【1131話】〝冥界のロキ〟
- 【1130話】〝呪いの王子〟
- 【1129話】〝生人形(リヴドール)〟
- 【1128話】〝RPG〟
- 【1127話】〝謎の国の冒険〟
- 【1126話】〝落とし前〟
- 【1125話】〝何をもって死とするか〟
- 【1124話】〝親友〟
- 【1123話】〝空白の2週間〟
- 【1122話】〝イザッテトキ〟
巻百十
- 【1121話】〝時代のうねり〟
- 【1120話】〝暴(アトラス)〟
- 【1119話】〝エメト〟
- 【1118話】〝自由になる〟
- 【1117話】〝も〟
- 【1116話】〝葛藤〟
- 【1115話】〝大陸の断片〟
- 【1114話】〝イカロスの翼〟
- 【1113話】〝STALEMATE〟
- 【1112話】〝ハードアスペクト〟
- 【1111話】〝太陽の盾〟
最新刊 巻百九
- 【1110話】〝降星〟
- 【1109話】〝阻止〟
- 【1108話】〝応答せよ,世界〟
- 【1107話】〝あんたを捜してたんだ!!〟
- 【1106話】〝きみの味方〟
- 【1105話】〝愚の骨頂〟
- 【1104話】〝ありがとう,お父さん〟
- 【1103話】〝ごめんね,お父さん〟
- 【1102話】〝くまの人生〟
- 【1101話】〝ボニーへ〟
コメント