※コミックス派・アニメ派ネタバレ注意
ONE PIECE 第1137話〝シャムロック登場〟
[週刊少年ジャンプ 2025年9号]
【この記事について】
この回が掲載された当時、当サイトは最新話考察の更新をしていませんでした。
この記事は、2026年10月にあとから書いたものです。
1137話まとめ!
- ロードの案内でアウルスト城へ。14年前のハラルド王とロキの戦いの跡が残る
- ハラルド王の肖像が登場。古代巨人族の名残りのツノを自ら引きちぎっていた
- ハイルディンはロキの腹違いの兄弟と判明
- 冥界で軍子がロキを圧倒。最後の見開きで「アロアロの実」とシャムロックの名前が判明
- 【考察】モリア・カイドウ・ヤマトも古代巨人族の血を引いている?
アウルスト城と14年前の戦い
『ハラルド王の死から14年…』
1137話は、案内役ロードのこの一言から始まります。
ルフィ、ゾロ、ナミの3人がたどり着いたのは、エルバフの「アウルスト城」。
その目当ては、冥界で鎖につながれたロキの錠の鍵です。
ロードいわく、ハラルド王が亡くなってからの14年間、この城には誰も寄りつかない……
……はずでした。
ところが、門の扉は破られ、そこにいるはずの門番の姿もありません。
『「侵入者」? この扉 中から壊されてんぞ?』
外から破られたのではなく、扉は中から壊されていました。
思い返せば1135話、城に現れたフードの二人組が、見回りの巨人をあっさり倒していました。
それでも、ルフィは迷いません!
『行きゃわかる!!』
城内に残る戦いの跡
扉の向こうに広がっていたのは、天井も見えないほどに巨大な城内でした。
人間の足では歩くのも不可能なため、ロードが3人を手の平に乗せて運びます。
城内のあちこちが崩れているのを見てゾロが「侵入者」の仕業かと尋ねると、ロードは否定します。
『いや ハラルド王はロキとの激しい戦いの末 命を落としたのでござる』
崩れた壁も割れた床も、14年前の親子の戦いの跡がそのまま残ったものでした。

『ロキも怪物でござるが… ハラルド王もまた〝大戦士〟として名を馳せた男』
怪物と大戦士がぶつかれば、城も崩れる。
さらに奥へと進む一行の前に、床を埋め尽くす巨人の白骨が現れます。
『あ…あの日 百人を超える戦士達が』
その戦士たちはロキに殺され、生き残ったのはヤルルとロキの2人だけ。
あまりに凄惨な事件だったため、それ以来この城は一切の立ち入りが禁じられているといいます。
【ロードが語ったハラルド王とロキの戦い】
- ハラルド王が亡くなったのは14年前
- 場所はアウルスト城。ハラルド王はロキとの激しい戦いの末に命を落とした
- 城が崩れるほどの戦いの跡が、今もそのまま残っている
- あの日、百人を超える戦士たちがロキに殺された
- 生き残ったのはヤルルとロキだけ
- 凄惨すぎる事件だったため、城は一切の立ち入りが禁じられた
ハラルド王が命を落としたのは14年前。
ロードのセリフによって、王殺しの事件がいつ起きたのかがはっきりしました。
ツノは「古代巨人族」の血の証
積み重なる白骨の山の中で、ルフィは巨大な頭骨に目を留めます。
『角も生えてんな…!!』

ツノの生えた巨大な骨を見て、ルフィが思い浮かべたのはオーズ。
問いかけるルフィに対し、ロードはこう答えます。
『でかい骨は「古代巨人族」の血を引く戦士の物』
『純血はもういないがその血を引く者達はまだいるでござる』
頭のツノは、「古代巨人族」の血を引く者の特徴。
【判明した古代巨人族の特徴】
- 頭にツノがある
- 純血の古代巨人族はもういない
- その血を引く者は、まだいる
- ハラルド王も、古代巨人族の血を引いていた
ここで思い当たるのは、巨人族ではないのにツノを持つモリアやカイドウ、ヤマトたち。
人間族でもツノの生えているキャラは、古代巨人族の血を引いている可能性も浮上してきました
ツノのあるキャラ一覧
作中でツノが描かれたキャラを、種族ごとにまとめました。
人間族(巨人族以外)
巨人族
古代巨人族の血を引く
ハラルド王の姿が初公開
ふと見上げた城の上、そこに飾られていたのは1枚の肖像画でした。
『あれはハラルド王の肖像!!』

作中でハラルド王の姿が描かれるのは、これが初めてです。
『平和を愛し世界中の国々とエルバフを繋ごうとした』
エルバフ史上〝最高の王〟と称される男。
だが、その額の左右には大きな傷が刻まれています。
『頭の傷は…』
ロードは、その傷の正体を明かします……
それは、古代巨人族の名残りであるツノを自ら引きちぎった跡。
ツノのある古代巨人族の姿は、〝戦争の時代〟を思い出させてしまうからでした。
『ツノあったのか!!』
驚くルフィの横で、ゾロがひと言漏らしました。
『何て覚悟だ』
世界とエルバフを繋ごうとした王は、戦いの記憶を自分の体から消していたのでした。
ハイルディンはロキの腹違いの兄弟
ロードの話は、ハラルド王の息子たちへと移ります。
『一番悲しくてロキを恨んでるのは』
『もう一人のハラルド王の息子 ハイルディンでござる!!』
『ロキの兄弟って事!?』
なんと、ハイルディンはロキの腹違いの兄弟だったとは!
ハイルディンは、ハラルド王が王妃と結婚する前に、別の女性との間に生まれた子です。
ところがエルバフは、ハイルディンの母親が王妃になることを許しませんでした。
理由は、他の巨人国の生まれだったから。
『同じ巨人族なら別にいいじゃねェか』
ゾロの疑問に、ロードは言い切りました。
『他の土地の巨人の血など「エルバフの血」が汚れるでござる!!』
すかさずナミが『あんた時々差別的よね 人間にも』と返します。
【ハイルディンについて判明したこと】
- ハラルド王の息子で、ロキとは腹違いの兄弟
- 母親は他の巨人国の生まれで、エルバフは王妃になることを許さなかった
- 父が王でも城に住めず、母は「他所者」と虐げられた
- 国王の死を一番悲しみ、ロキを恨んでいる
- 夢は「世界中の全巨人族を統一したい」
ロードがハイルディンの仲間になった理由
では、なぜロードは〝汚れた血〟のハイルディンの船に乗っているのでしょうか。
『じゃあ何で汚れた血のハイルディンの船に乗ってんだ?』
ゾロの問いに、ロードは子どもの頃を思い出します。
子どもの頃からオタクだったロードは、周りの子どもたちに馬鹿にされてばかり。
『オタクのロードだ 気味悪ィ〜〜!!』
泣いていたロードに声をかけたのが、幼いハイルディンでした。
『お前すげェな!! 海図書けるのか!!』
『友達になってくれ!!』
ハイルディンだけは、ロードを馬鹿にすることなく認めてくれました。

『あいつは本当に… 拙者と違いまっすぐな男…!!』
城に住めず、母を虐げられても、ハイルディンはぐっと耐えて夢を口にしました。
『おれは全巨人族の王になる男ォ!!!』
『拙者 あいつの夢を叶えたいのでござる!!』
ゾロの『何だ話せばわかる奴か つまらねェ』に、ナミも笑います。
そこへ、城の奥から響き渡るルフィの声!
『おーい 来いお前ら!! 巨人が倒れてんぞ──!!!』
軍子の矢印に打ちのめされるロキ
場面は冥界へ。
鎖につながれたままのロキが、軍子の矢印の能力でボコボコにされています。

軍子に言わせれば、これはまたとない誘いでした。
『〝神〟に昇格できるチャンスなど』
『切望しても叶わぬ夢……』
対するロキは、一方的にやられているのは鎖で動けないからだと言い返します。
『動けねェっつってんだろ!!!』
血を流しながら叫ぶロキに、フードの男は冷たく言い放ちます。
『動けても同じだ』
しかし軍子の攻撃には、ひとつ奇妙な点がありました。
攻撃の前に、矢印がロキの顔の前でピタリと止まる。
『くそっ またか』
『加速つきで右ほほを蹴られて……』
ロキは、矢印を見てこれから来る攻撃を読み取ります。
『その矢印は私の未来の確定軌道』
『避けられぬ暴力の宣言だ…』
矢印は、軍子がこれから繰り出す攻撃の予告でした。
分かっていても、避けることはできません。
【軍子の矢印について判明したこと】
- 矢印は、軍子の未来の攻撃の「確定軌道」
- 矢印が示した攻撃は、避けられない
- ただし、軍子が攻撃をやめることはできる
『「神の騎士団」に入隊するか?』
『しねェよ!!! バーカ!!!』
次の瞬間、矢印のとおりに蹴りが右ほほへ、拳がアゴへ入ります!
ロキの唯一の仲間である冥界のボス動物たちも、軒並み矢印の能力でやられています。
『やめろ!! いい加減にしろ!!!』
それでもロキは折れません。
『覚えてろ…』
舌を出して『ベー』!
返ってきたのは、矢印の総攻撃でした。
冥界に響くロキの叫び声。
それを止めたのは、フードの男です。
『もういい 軍子……』
最後の見開きで判明した2つの正体
そして、迎える最後の見開き。
フードを外した男と軍子、2人の名札がそこに並びます。
最後の見開きでは、軍子の能力「アロアロの実」と、フードの男の名前「フィガーランド・シャムロック」が同時に判明しました。

【最後の見開きで判明したこと】
- 軍子の能力は「アロアロの実」。「矢印人間」
- フードの男は、神の騎士団団長「フィガーランド・シャムロック」
- シャムロックは世界貴族で、五老星ガーリング聖の息子
軍子は「アロアロの実」の矢印人間
名札に書かれていたのは、「神の騎士団 軍子(アロアロの実「矢印人間」)」!
1136話で巨大な狼を一撃で縛り上げたのも、今回ロキと冥界のボス動物たちを打ちのめしたのも、アロアロの実の矢印でした。
【単行本112巻での修正】
単行本112巻に1137話が収録されたとき、最後の見開きの軍子の名札は「マンマイヤー家 軍子宮」に修正されました。
フードの男はフィガーランド・シャムロック
フードをかぶっていたときから、シャンクスにそっくりだった男。
フードを外した顔も、やはりシャンクスと瓜二つです。
【左】マリンフォードに現れたシャンクス(579話)
【右】フードを外したシャムロック


名前は、フィガーランド・シャムロック。
名札には「神の騎士団団長(世界貴族)」「五老星ガーリング聖の息子」とありました。
『作戦を変えよう… マリージョアに連絡を…!!』
ロキの勧誘に失敗したシャムロックは、作戦を切り替えます。
『どいつもこいつも使えん奴らだ…』
『もっとスマートにいきたかったが……』
狙いは、ロキひとりではありませんでした。
『大昔この〝新世界〟を制圧した凶暴な「エルバフの戦士達」は……』
『必ずや我々「世界政府」の指揮下に置かせて貰う!!!』
【1137話で判明したシャムロックの情報まとめ】
- 名前は「フィガーランド・シャムロック」
- 神の騎士団の団長
- 世界貴族(天竜人)
- 五老星ガーリング聖の息子
- 顔はシャンクスにそっくり
- ロキを神の騎士団に誘ったが断られ、作戦を変えてマリージョアに連絡を取る
- 狙いは、エルバフの戦士たちを「世界政府」の指揮下に置くこと
【父・ガーリングと神の騎士団】
父のガーリングは、かつて神の騎士団を率いていた人物(1086話)。
1125話では、サターン聖に代わる新しい五老星になりました。

そして、神の騎士団を率いる現在の団長が、息子のシャムロック。
1137話は、シャムロックのこの宣言で幕を閉じます。