※コミックス派・アニメ派ネタバレ注意
ONE PIECE最新話 第1195話〝弱点〟
[週刊少年ジャンプ 2026年46号]
1195話まとめ!
- ゾロが覇王色をつかみ、ソマーズを撃破
- 記憶が戻りかける軍子
- 【考察】軍子はイムに命を握られていた?
- リリィはかつてエルバフに住んでいた
- 【考察】箱の中身はリリィの手紙か、ジョイボーイの覇気の結び目か
- イワンコフが見抜いていたサンジの〝弱点〟
- 【考察】サンジの覇王色の覚醒は目前
記憶が戻りかける軍子
ラグニルの氷から解き放たれていた軍子が、ついに目を覚まします。
ブルックは『何もしません!!』と声をかけ、名乗ってほしいと頼み込みます。
【軍子とブルックのこれまで】
- 軍子の正体は、エスペリア王国の王女シュリ(1183〜1186話)
- キャンデル王妃と神の騎士マンマイヤー・グロウ聖の娘であり、ルーヴェン王の娘として育てられた
- 騎士団の団長だったブルックは、幼いシュリに剣と歌を教え込んだ
- 62年前、謎のスモッグが国を覆い、キャンデルを含む数百人が命を落とした(1185話)
- 政府からシュリをマリージョアへ返すよう迫られたルーヴェンは、それを拒んで戦争を選んだ(1185〜1186話)
- 悪魔化されたシュリはルーヴェンを手にかけ、ブルックの頭を剣で貫いた(1186話)
- その後マリージョアで「マンマイヤー・軍子」の名を与えられ、記憶を封じられてイムに仕え続けた(1155話)
1195話では、そんな軍子の脳裏に、封じられていたはずの記憶が次々とよみがえります。
- 生きていた頃の、アフロのブルック
- 『お父さま〜〜!!』と泣き叫ぶシュリ
- 血まみれのルーヴェンが放った『バカげている!!!』
- ルーヴェンに向けたブルックの『アニキ!!』
- そして、脳裏にちらつくイムの影
その記憶の中には、イムにすがるシュリの姿までありました。
『イム様…… 生きたい……!!』
スモッグが国を覆ったのは、シュリが15歳の年のことでした。
シュリだった頃の軍子は、キャンデルと同じ病にかかっていたのかもしれません。
生き延びるためには、イムの支配を受け入れる道しかなかった可能性もありそうです。
そこでブルックは、改めて自分から名乗りを上げました。
『私は…!! 元エスペリア王国 騎士団団長〝鼻唄のブルック〟』
シュリ様ではないかと問うブルックに、軍子は震え、涙を流しながら答えます。
『私は 世界貴族 マンマイヤー家の〝軍子〟!!!』
ブルックが昔の歌を口ずさむと、軍子は『黙れ!! 近寄るな!!!』と斬りかかりました。
それでもブルックは『ホラ その剣の構え!! 私が教えましたよね!?』と呼びかけ続けます。
名乗りこそ軍子のままですが、涙を流す姿や挟まる回想を見るに、記憶は戻りかけているのでしょう。
リリィはエルバフにいた
一方、フクロウの図書館の裏にある「隠し部屋」では、ロビンとサウロが古い箱を開けていました。
箱の中身は、ビブロの祖父の代から伝わる手紙や道具です(1193話)。
1193話でビブロは、今こそ開けるときだと二人に頼んでいました。
サウロの『今…必要なもんでか?』に続いて箱が開けられるも、中身はまだ描かれていません。
そしてビブロが、チョッパーの通訳を介して静かに語り始めます。
『遥か昔… この島には「リリィ」という〝人間族〟の女性が住んでた ──って』
【ネフェルタリ・D・リリィとは】
- 800年前に世界政府をつくった20人の王の一人で、アラバスタの女王(1084話)
- ほかの19人と違い、マリージョアへ移らずアラバスタに残った(1084話)
- 世界政府ができた後、歴史の記録から名前が消えている(1084話)
- ネフェルタリ家には、リリィが書いた手紙が代々伝わっている(1084話)
- レヴェリーでコブラ王がその名を口にすると、イムが姿を現した(1084〜1085話)
リリィはマリージョアへ移らず、一体どんな理由でエルバフに住んでいたのでしょうか。
「今 必要なもの」の候補
ビブロが「今」開けるべきだとした箱の中身は、まだ明かされていません。
【箱の中身の候補】
- リリィの手紙:アラバスタの秘密が書かれていれば、古代兵器などの大きな謎につながる
- ジョイボーイの覇気の結び目:エルバフの戦況を一網打尽にできる
アラバスタの王家は、代々ポーネグリフを守ってきた一族です(202話)。
手紙にその秘密が書かれていれば、大きな謎に一気に近づくのかもしれません。
ジョイボーイの覇気の結び目は、エッグヘッド編でエメトが体の中から解き放ったものです(1122話)。
ジョイボーイが何百年も前に封じた覇気があふれ出し、五老星の変身を解いてマリージョアへ送り返しました。
同じものがエルバフに残されていれば、神の騎士団を一網打尽にできるのかもしれません。
サンジの〝弱点〟と覇王色
西の村では、キリンガムが巨人族の子どもたちをさらおうと迫っています。
残る子どもはあと4人で、サンジはキリンガムを止めようと戦い続けていました。
神の騎士団はイムとの契約で不死身ですが、ギャバンは倒すカギが覇王色の覇気にあるとルフィに伝えていました(1152話)。
その覇王色を、ゾロはこの話でついにものにします。
『掴んだ…!!!』
覇王色をまとった一撃で、ゾロは逃げ出したソマーズを打ち倒しました。
ルフィとゾロの覇王色が目覚めつつある今、残されているのはサンジだけです。
そのサンジを前に、キリンガムはあざ笑うように言い放ちます。
『見ろ…!! ないんだよ お前には ワハハハ 〝覇王色〟が…!!!』
〝空中テーブル(スカイテーブル)〟も〝キックコース〟も、キリンガムには効きません。
〝神の雷槌(イカヅチ)〟に倒れたサンジの脳裏をよぎったのは、ギャバンの言葉でした。
ギャバンはサンジに、覇王色の『素質はあるハズだ…』としたうえで、こう告げていました。
『自虐の危うさを抱えてる』
描き直された〝自虐〟の名場面
『自虐… そんなつもりは…』と戸惑うサンジの頭に、過去の場面がよみがえります。
バラティエ編でルフィが叫んだあの言葉も、そのまま鮮明に描かれています。
『死ぬことは恩返しじゃねェぞ!!』
ホールケーキアイランド編の『おれ一人が犠牲になれば丸く収まると思ってた…!!』も、克明に描き直されていました。
回想の中で過去の名場面が描き直される演出は、いつ見ても新鮮で実にいいですね。
イワンコフが見抜いていた〝弱点〟
〝聖命槍(ロンギヌス)〟に刺されたサンジの中で、閉ざされていた記憶の扉が開きます。
走馬灯のようによみがえったのは、あのモモイロ島での日々でした。
523話でシャボンディ諸島からくまに飛ばされたサンジが落ちたのは、オカマたちの島・モモイロ島でした。
サンジはそこで女王イワンコフのもと、2年間の修行を積んでいます(593〜595話)。
『ヴァナータには深刻な〝弱点〟がァ!!!』
イワンコフは、あの頃からサンジの弱点を見抜いていたのです。
そして、サンジをイワンコフのもとへ飛ばした張本人こそ、くまでした。
くまは海賊だった頃、のちに一味を飛ばす先の島々を、自らの足で巡っていました(1099話)。
くままでもがサンジの弱点を見抜き、「それならイワンコフだな」と飛ばしていたのだとしたら、すごいことですね。
ここから回想に入り、サンジの覇王色の覚醒、そしてキリンガム撃破という熱い流れになるのでしょう。
ラストを締めくくるアオリは、『☆起こるか!? 〝奇跡〟!!』です。